田舎政治の定義。

今日、若い友人と話をしていた。

行きつけの温泉には信楽焼の大きな甕風呂が5個在るのだが、…その頃の僕はいつも1個だけの電気風呂に入る事を決まりとしていた…

いつもの様に入っていた時、近くで「お母さん、許して…気持ち良い…」と結構大きな声が聞こえてきた…何度も何度も同じ事を言いながら合間に自分の笑い声も入っている…所謂、精薄児童が大人に成ったのだな、ウムム…と全く聞こえて居ない様に、瞑想にふけることにした…

この露天・甕風呂の前には結構大きな内湯が在り、ガラス窓で仕切られている。声の主は、この内湯に移動した…太めで、体格は立派な大人。この内湯には角に休憩用の椅子が置いてある…僕が入っている電気風呂の真正面になる…

同じように結構大きな声を発しながら、彼は、椅子の背を掴み、腰をカクカクし出した…ウムム、と僕は視線を逸らして瞑想にふけることに…

友人は、此処で大笑い。

「面白いんだけど、なんか哀しい…」「それをペーソスって言うんだよ…」

閑話休題

大分前の週刊アエラだと思うが、東京の或る区に、このような人たちの学校が在り、教師の女性達とボランティアの主婦の人たちが頑張って作ったぬいぐるみで、男と女のこと、愛が芽生えて結婚して子供が生まれる…子供が生まれる事だから、とても大事な事なの…

愛し合って結婚するまではしてはいけないの…と言う事を教えるために、この気高い人たちは、頑張って作った手作りのぬいぐるみを使って、彼らが完全に分るように教えていた訳です。何故?生徒の中の男性が女性に妊娠させる事件が起きたから。

この教育に対して、自民党の区議たちは「けしからん、卑猥だ」と言って、
この絶対的にしなければいけない性教育を、圧力を掛けて止めさせた、と。

僕は、こう言う連中を田舎政治屋と言うのです。村や町の所謂有力者が、江戸時代の代官の様な顔をして自分の意にそぐわない教育や言論に圧力を掛ける。

きちんと教育しなければどうなるか?僕が偶々遭遇した様な事に成るのです。

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