スクープ。

今回の村木さんの件は、大新聞レベルで言えば…TVが全ての様な時代に成ってからは、死語の様になっていますが…朝日新聞の大スクープ記事だった訳です。

朝日がスクープ記事に出来たのは…週刊朝日の読者中、10万人は知っていたはず…2008年に「民主党 検察全面対決」の特集を組み、既述したように2009年4月10号では、他のジャーナリズムは何処もしなかった、小沢一郎氏に対する政治資金規正法虚偽記載に依る合計3名もの秘書逮捕について、詳細な検証を為していたから。

次のターゲットが鳩山氏、そして、その次のターゲットが石井一氏…まるで民主党壊滅作戦のようだった訳です。週刊朝日は、その文脈を追っていたから、村木さんの名誉回復を、日本のジャーナリズムが死んでは居ない事を証明するかの様にスクープした訳です。

僕が前原誠司グループに対して、どうしても拭えない疑問を感じるのは、或る面で言えば週刊朝日ですら見えていた…対決の構図…に対して、党として戦う姿勢を見せる所か、この時とばかり党の実権を握る方向に動いた事実に対してなんです。

彼らの…何故なのかは当然ながら僕には分からないが…不戦の意思が、結果的には村木さんに、数百日もの、拘留をもたらしたとも言えると僕は思うのです。

民主主義とは、熟議なぞと言う言葉に在るのではなく、時の権力の暴力と戦う…そういう事が…60年前までの様な事が二度と起きないようにする…国民を二度と擬制、儀式の犠牲にはしない…と言う事の他には無いと僕は考え続けている人間です。

その、最も重大な点で、僕は、今、彼らに疑問を感じているのです。

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