煙草は貴方の肺を真っ黒にするが週刊朝日は頭と心をクリーンにする。
僕は民放TVのワイドショーと言うのは、本当に、一刻も早く止めるべきだと思う。
何一つ、検証した事もない様な人たちが…キャスターや女子アナも含めて…一人の人間や事象に対して、床屋の政治談議を言うには、TVは影響力の有り過ぎる公共放送だからだ…ジャーナリズムを名乗っている放送局だから尚更。
「日本の失われた20年」を作って来た、張本人の最たるもので…これらに関係して来た者たちは、すべからく、地獄に落ちて、閻魔大王によって、煉獄の窯の中で、これ以上ない責め苦に遭うはずだ。
さて、翌日、2010年、9月24日号の週刊朝日である。
表紙は…誰が画像を流した?
本誌では 民主党「仁義なき戦い」の裏のウラ 小沢・青木愛 不倫報道
民主党代表選の党員・サポーター票の締め切ノりに合わせたかのように、小沢一郎前幹事長の゛醜聞爆弾。が詐裂した。小沢カールスの筆頭格として知られる青木愛衆院議員と、京都の旅館で寄り添う親密画像。それが、なぜか週刊誌2誌に同時に流出したのだ。いったい、誰がこの゛情報戦。を仕掛けたのか=。
管陣営の〝謀略説”を追う
一国の次のトップリーダーを決める民主党代表選が、これほど互いの足を引っ張り合う場になろうとは、誰が予想したろうか。
管直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)の党を二分する争いは、終盤になって「醜聞爆弾」が炸裂する泥仕合となった。小沢ガールズの筆頭格、青木愛衆議院議員(45)と小沢氏が「密会」したと報じられたのだ。
9月9日発売の「週刊文春」(9月16日号)は、 〈スクープ入手! テレビ局が封印した小沢一郎と青木愛「京都の密会映像」との衝撃的な見出しで記事を掲載した。
代表選が始まる半月ほど前の8月14日、京都の鴨川沿いにある老舗割烹旅館「吉屋」で開かれた高島良充前参院幹事長らの慰労会に出席した小沢氏が、散会後、その旅館で青木氏と会ったというのだ。
同誌によれば、2人は親密な様子で、手をつなぐようなそぶりの後、部屋の中に消えて行った。さらに、すだれ越しに現れた青木氏は、なぜか浴衣に着替えていた。
こうした一部始終は、対岸から撮影していたテレビ局のカメラに収められたという。記事には、その時の画像と覚しき3枚が掲載されている。
本誌の取材に対し、小沢氏の公設秘書は「あの時は私も同席していた」と全面否定するが、永田町が騒然としたのは言うまでもない。
「ところが、それだけじゃなかった。同日発売の『週刊新潮』も別の。青木スキャンダル”を掲載しました。永田町では両誌の発売数日前から、『小沢氏の息の根を止める記事が近々出る』といううわさで持ちきりでした」(永田町関係者)
新潮の記事は、青木氏が小沢氏の妻子持ちの政策秘書と、JR水戸駅前のホテルで「不倫お泊まり」デートをしたと報じたものだ。2人がホテルに出入りする姿などが、バッチリ写真に撮られている。
この記事でも、小沢、青木両氏の京都での「親密2ショット写真」が掲載された。文春に載ったものとまったく同様の一枚である。
これが永田町で、ある。疑惑”を生んだ。「京都の慰労会をスクープしたのは日本テレビの記者と系列局のカメラマンで、その映像は8月17日の同局のニュース番組『newsevery.』で放送されました。しかし、この番組では青木氏が現れた場面は使われていない。あまりに微妙な時期の微妙な映像だったため、上層部の判断でお
蔵入りしたといわれています。その『幻の素材映像』が流出したのではないかと疑われている。しかも、2誌同時ですから、情報元の意図を感じざるを得ません」(民主党関係者)
確かに、テレビ界の常識からいって、未使用の素材映像の局外流出など許されるはずがない。しかも、よりによって、与党の代表選の終盤という。絶妙”の夕イミングだった。
「両誌が発売されたのは、党員・サポーター票の締め切り直前だった。痛いよ。
あれで、迷っていた中間票がかなり菅陣営に流れたはずだ」(小沢陣営の議員)
政治部記者も言う。 「あの記事で、小沢さんが代表選終盤に仕掛けようとしていた〝政治生命を賭けた最後の戦い”という構図に水が差されました。小沢さんが何を言っても、『女を巡って、議員と秘書が三角関係?何やってんの』と言う感じで見られたきらいもあります。
それだけに、小沢氏側近の松木謙公国対副委員長(51)は激した口調で語る。
「8月に撮った映像がいまごろ、しかも他のメディアに出るのは、あまりに不自然でしょう。非常に恣意的なものを感じています。何か変な力が働いたとしか思えない。公器であるテレビ局から映像が流出したのであれば大問題です」いまや、小沢陣営からは菅陣営による。謀略説”すら噴き出しているのだ。
この状況に戦々恐々とするのは、日テレ側である。坂本堤弁護士一家殺害事件では、TBSがオウム真理教に放送前の番組テープを見せたことが大問題になった。今回、表に出るはずのない素材映像が流失し、それが一国の総理を決める上で〝政治利用”されたとなれば「TBS以上の大問題になりかねない」(日テレ関係者)と懸念する声が上がるのも無理はない。
「流出の仕方次第ではシャレになりません。局側の誰かが政治的な意図を持って流していたり、映像の提供にカネが絡んでいたりしたらアウト。報道の中立性なんて吹っ飛ぶ。管理責任どころの騒ぎじゃない。これは放送局にとって致命傷になります」(同前)
…次章に続く