骨の髄まで民主主義者なのは…。

カ-ラ・ブルーニの記事を読んでいて気が付いた事があるのです。

…大統領側近は取材を阻止しようとしたができなかった…。

今回の週刊新潮・文春の記事は…しょっちゅう党外の言論に口を出していた、自民党の或る派閥なら…あんな重大な時期ですから、猛烈な抗議を成し、圧力を掛け、発売を阻止したのではないか…言論の自由と言うレベルを逸脱した重大な政治的な意図…一国の総理大臣を決める選挙の重要なポイントで為されたのですから…。

しかし、党外の言論に圧力をかけない事が伝統だったという経世会=田中派の薫陶を受けていた小沢一郎氏は全く動かなかった…週刊朝日の記事に明らかなように、永田町には早刷りのゲラが出回り、官邸では…

…また、別の中堅議員は、発売前夜の菅陣営の様子をこう明かす。
「雑誌発売の前日、官邸関係者で飲み会を開き、2誌の早刷りのコピーを回し読みしながら、祝杯を上げたそうです。『もうこれで小沢も終わりだ』『二度と復権させない』『出ていくなら、行けばいい』などと大いに盛り上がったと聞いています……2010年、9月24日号 週刊朝日

しかし、小沢一郎氏は何一つ抗議の声も上げず、圧力もかけなかった。

この事は、とても重要な事だと僕は思う。

日本のマスコミは、少なくとも、この重要な点に於いて、小沢一郎氏は、あなた達より遥かに民主主義者だったことを知るべきだし、ジャーナリズムとして恥じるべきだと僕は思う。

民主主義が骨の髄まで沁みている者と、民主主義なんぞは、どこにも沁みていない者、己の権力慾さへ叶えば、人を売る事、傷つける事など何とも思わない…それで良いと思っているのは、どちらなのかも、間もなく明らかになるでしょう。

また、週刊新潮、文春は、小沢一郎氏が絶対に圧力を掛けてこない事を知っていたから、あのような時期に、あのような下種な記事を出した訳です。

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