NY ジェイソン・ウー急成長 他…朝日新聞1月19日19面より
秋の米大統領選牛ヤンペーンが活発化するにつれ、マーク・ジェイコブスらNYデザイナーも、支援する政党の資金集めのための関連商品を製作し始めた。
ミシェル・オバマ大統領夫人は任期中、数々のNYブランドを着こなし、若手デザイナーを支援したが、中でも急成長したのはジェイソン・ウーだろう。
就任パーティー用の白いドレスを作った2009年1月はほぼ無名だったが、人気が急上昇。来月には全米スーパーマーケットチェーンの「ターゲット」から廉価版ラインも発表する。
価格は19.99ドルからで、レディライクでかれんなデザインは健在。庶民派をアピールするオバマ夫人は、このラインもキャンペーンで着用するのかどうか。 (市川暁子)
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パリ フランス産へのこだわり
ブルードゥパナムやフレンチ・トロッターズなど、2000年代後半以降に登場したフランスの若手ブランドに共通するのは「フランス産」へのこだわり。数少なくなった国内の工場や生産者を自ら探し、小ロット生産ながらもディテールや仕上がりを徹底的に追求したベーシックな製品を送り出している。
フレンチ・トロ、ツターズは、人気ブログのルダンゴット(Redingote)と共同で、ブルターニュ産のマリニエール=写真=など、衣服から生活用品まで厳選したフランス製品のみを扱うネットショップ「ラ・ペル・エショップ」も運営。
品ぞろえの一部は、2月から東京の「アダムエロペ ビオトープ」でも販売予定だ。 (田村有紀)