ユーロ崩壊「あり得ない」ポルトガル・リスボン市長 他…日経新聞1月21日7面より
「成長通じ債務削減」
来日中のポルトガルのアントニオ・コスタ・リズボン市長=写真=は都内で日本経済新聞記者に対し、欧州債務危機を巡り取りざたされる通貨ユーロの崩壊について「あり得ない」と語った。
ユーロ圏で金融分野の統合だけが先行した結果「(市場で)投機筋につけ込まれた」ことが危機の背景と指摘。欧州中央銀行(ECB)の機能強化など「政経分野で一層の統合を目指すべきだ」との見方を示した。
…中略。
コスタ氏は昨夏まで政権を担っていた社会党の有力政治家。
…後略。
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ヘッジファンド曲がり角
10~12月、2年半ぶり流出超
…前略。
ヘッジファンドはどんな市場環境でもプラスの成績を上げるのを信条にしているが、米金融株への積極投資などがあだとなり、水面下に沈んだファンドも少なくない。
こうした中、機関投資家のファンドへの投資意欲も徐々に後退。昨年半ばから資金流入が細り、ついに流出超に転じた (ニューヨーク=川上穣)