余氏虐待で調査要求 中国・国連に言論人ら朝日新聞1月24日8面より
亡命を求めて渡米した中国人作家の余傑氏が、中国治安当局から受けた虐待の様子を明らかにしたのを受け、各国の言論人らが国連や中国政府に調査を求める署名活動を始めた。余傑氏への弾圧は「氷山の一角に過ぎない」として、国際社会の関与を促している。
香港在住の中国人ジャーナリストの北風氏が19日からネット上で呼びかけ、23日までに90人余りが署名した。中国の言論状況に危機感を覚え、ドイツに出国した作家の廖亦武氏のほか、中国の医師や弁護士、豪州の元外交官、欧米の市民らが名を連ねている。