アプリの死角 ドコモ障害…朝日新聞1月28日1,2面より
絶えず通信増大対策1200億円
…前略。
ドコモの説明によると、スマホに取り込んだアプリが、操作していないときでも「制御信号」と呼ばれる細かな通信を繰り返している。携帯電話会社は、利用者のスマホにどういうアプリが入っているのか分からないため、信号の通信量を読めない側面がある。
…後略。
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スマホ知らぬ間に
データ量急増 ドコモ読めず
1%の利用者が3分の1食う
各社、対策に腐心
…前略。
ドコモの場合、「1%の利用者が、全体の通信量の3分の1を占めている」(広報)。わずかな利用者のために大多数の人が迷惑するのはおかしいと、すでに米国では通信量に応じた料金制度に切り替えた会社も出ている。
…中略。
このほか、各社は携帯回線でなく無線LANの基地局の増強にも熱心だ。KDDIが現在の6万から3月までに10万力所、ドコモも現在の7500から9月末までに3万力所に増やす考えだ。