「神の粒子」に挑む 浜ホト魂…日経新聞2月5日10面より

「未知未踏めざせ」 昼馬輝夫会長

浜松ホトニクスは宇宙の謎に迫るニュートリノだけでなく、最近では「神の粒子」と呼ばれる「ヒッグス粒子」の発見に貢献する光センサーを開発したとして、世界の注目を集めている。光関連部品を主力とする売上高1000億円の中堅企業ながら、なぜ世界を驚かす技術を次々に生み出せるのか。

…中略。

技術にかける強い思い

…中略。

「できねえと言わずにやってみろ」。営業担当だった昼馬氏は、大手分析機器メーカーや著名な科学者のもとを日参し、世の中にない製品の注文を受けてきたという。開発現場の社員は「そんなの無理だ」と懸命に説明するが、必ずこの言葉で一蹴した。

そして「人のまねは絶対するな。世界でナンバー1を目指せ」と現場の社員たちを鼓舞し続けた。

…中略。

「顧客の要望を聞き出し、今の製品の改善改良することも未知未踏。利益を得るから未知未踏を追い続けることができる」。

…後略。

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