習副主席、信頼築く旅へ 13日から米を公式訪問…朝日新聞2月11日13面より

中国の習近平・国家副主席が13日から米国を公式訪問する。秋の中国共産党大会で最高指導者就任が確実視されている習氏が、米国政財界などとの信頼関係を結び、今後10年間の米中関係の礎を築くのが狙い。人権や外交など摩擦を抱える課題も多く、米側からの追及に習氏がどう対処するかに注目が集まる。

「今後10年間の礎に」

習氏の訪米は2008年の国家副主席就任以来初めて。ワシントンでオバマ大統領、バイテン副大統領、クリントン国務長官のほか、パネッタ国防長官とも会談する予定。17日までの日程で、アイオワ州とロサンゼルスも訪れる。

…中略。

米ホワイトハウスは9日、バイテン副大統領が作家の査建英氏ら中国の人権活動家ら4人と8日に面会したと発表した。

バイテン氏は、人権を米外交政策の「根本にある要素」とし、開かれた社会や普遍的権利の尊重が「中国を含むすべての国で、革新や繁栄、安定を促す最良の道」との信条を語ったという。人権重視の姿勢を示したもので、来週の習氏との会談で取り上げるとみられる。

…後略。

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