拙著、《芥川の相続税についての新解釈≫の章に関連して。
最近の新聞記事をしっかり読んでいる方なら、直ぐに、気が付くだろう、その章で、芥川が書いていた事は、例えば、橋下大阪市長と、その周囲の方々にも、刮目(目をこする…目をこすって真実を見つける)の文章で在った事は明白だろう。
彼が、彼自ら及び周囲に参集したスタッフとの合議の上で、発言したのであろう金持ちに対する発言…消費や年金制度に言及した…を思いだして下さい。
芥川は、その発言を聞いた時、最初は、「文明のターンテーブル」第一巻に書いた、《芥川の相続税についての新解釈≫の章を読んでくれたか、と思ったのだが、実は、昨年10月に、芥川は病床から、これほど凄い事を書いていたのです。
知性があり、当然ながら、この世で正しい事を為している人々、特にエリートの方々の心に届かない訳はないのです。
阿呆や悪党、犬畜生以下の人間たちには、分からない事ですが、真のエリートというのは、実は、とても素晴らしい存在なのです。
だから皆さま方も、似非エリート…単に東大等を出ました云々と言って、拝金主義やら利己主義やら御用主義やら名士主義等を吹聴している者たちの、世渡り本や金儲け本等を買ったりして、人生を送る事は止めた方が良いのです。



