WHOがメールを無視したのは、中国の機嫌を損ねないよう、台湾を常に敵視しているためだ

以下は2020/4/19の産経新聞からである。
台湾の警告WHOが無視 卜ランプ氏 中国寄り重ねて批判
「ワシントン=黒瀬悦成、台北=矢板明夫、ロンドン=板東和正」トランプ米大統領は17日、新型コロナウイルスに対する世界保健機関(WHO)の対応に関し、ツイッターで「昨年12月に台湾の保健当局者が『新型コロナは人・人感染の恐れがある』と警告していたメールをなぜ無視したのか」とする専門家の発言を引用して批判した。  
トランプ氏が引用したのは、14日に FOX ニュース(電子版)に掲載された米政策研究機関フーバー研究所のランヒー・チェン上級研究員(公共政策)の寄稿。
チェン氏は「WHOがメールを無視したのは、中国の機嫌を損ねないよう、台湾を常に敵視しているためだ」と指摘している。 
台湾の中央感染症指揮センターによれば、台湾の保健当局は昨年12月31日、中国・武漢で呼吸器系の感染症が発生しているとの情報に基づき、WHOの連絡窓口に電子メールで通報。
重症急性呼吸器症候群(SARS)を疑わせるような症状があることや「患者が隔離治療を受けている」ことを明記したという。
同センターは、公共衛生分野のプロなら「隔離治療」に関する一節をみれば、人・人感染の可能性を判断できると説明した。
トランプ氏は別のツィートで、中国が武漢での死者数を情報修正したことに関し「中国は目に見えない敵からの死者数を2倍にして公表した」と指摘し、「実際の数はもっと多い。米国(の死者数)よりもはるかに多い」と主張した。  
中略
台湾は「一つの中国」原則を掲げる中国の反対で、WHOへの加盟はもとより年次総会へのオブザーバー参加も認められていない。

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