序章の続き…。

芥川は真のエリートは己の事、己の為は考えずに、正に、世のため、人の為に生きる人なのだ。

だから最初から年収1,000万円超が約束されているのだと、何度も言及して来た。

にも関わらずこの国のマスコミが取り上げる人間達は、3カ月で、或いは3年以内で日本を代表してきた大企業を退職して、大企業の在り方は、もう通用しないなどと、ほざくのを、たしなめる事もなしに掲載する。

こういう連中の大半…大学教授も含めてだ…が言って来た事は、韓国企業の方が進んでいるんだ、だとかの戯言だった。

例えば、日本が世界に誇る電機メーカーがサムソンの後塵をはいした理由は、ただ一つ、この10年超、韓国は、極端に言えば…5大財閥を国家として…大きくするために突っ走って来たのである。

彼らの前に立ち塞がっていたライバルが何処の国の企業群であったかは、言うまでもない事。

さすがのトヨタですら太刀打ちできない為替安を仕掛けられて。

ところが私達の国の政府は、何一つこれに対して有効な手を打てなかった。有効な手とは何か、こう言えばよかったのだ…あまりにも酷過ぎる。是正しないのであれば、日本はお国のウォンを徹底的に買いまくりますぞ。と

先般、あまりの超円高に対して、やっとこさ日銀が腰を上げた時に アメリカが横槍を入れてきたと朝日か日経で報道されたのだが、そのセリフが、実にふるっていたのである。

「日本がそのような事をすれば、特に韓国のような国に対して示しがつかない…」と。

この10年超とことん円高に持ち込まれてきて、日本を代表する大企業が次から次へと苦境に喘いで、日本は不景気、デフレに沈んできたわけである。

それを日本企業の成長戦略が、どうのこうの等と言う市場関係者なるものの、低能ぶりも極まっているのだと芥川は思うのだ。

…更に続く。

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