人間の進歩や技術の革新を、日夜、為し続けている人達の、実に大半、殆ど99%は無名の人達だからである。
前章の続きの様にして云えば、日曜日の読書欄に、…有名人であるのは、自己の品質管理の成功なのである、との見出しで、或る女流評論家の書評があった。
芥川は、この方に、何の悪意も持っていないが、この内容は頂けないな、と思った。
何故かって?
現代で、有名であると云う事は、殆ど、テレビに出ている事と同義だからである。
人間の進歩や技術の革新を、日夜、為し続けている人達の、実に大半、殆ど99%は無名の人達だからである。
或いは、かつて高橋和己が言い、今、芥川が、身を持って実践している事、
「何時の時代も、時代を創ってきたのは、身に一物も持たない寒士たちだった…」
そういう真実から遥か遠くに在る愚かな言葉だと思ったのである。
芥川に言わせれば、現代で有名であるとは、他人より、面の皮が、どれだけ厚いかだけのことだ。と
かつて、芥川が2日連続で、レギュラーとしてテレビ出演を口説かれた時、「NO}、と言ったのは、雑踏の中に居る孤独を失いたくない、体系的な思索を失いたくない、という思いからだった。
そう言う事の正反対に在るのが、有名であるというだけのことだと、芥川は断じる。
「文明のターンテーブル」、の様な、本当の良書(呵々大笑)を、日本中の人に購読してもらうためには、有名であった方が良かったのは無論だが。

2012/5/7、Osaka Station City「風の広場」にて。(C)芥川賢治。
人気ブログランキング ←芥川の論説、及び、写真や良し、と思われましたらクリックして下さい。
66年に一度の好著である拙著を、いまだに購読されていない方は、今すぐ最寄りの書店か、サイドバーのネット書店か、電子書籍で購読した方が良い(笑)。何故なら…
日本が再生し(元に戻り)世界を救える国になる、
米国と屹立して世界をリードして行く国に成る為には、
拙著を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、芥川が書いた〈解答〉を、
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。
「文明のターンテーブル」第一巻 近未来100万部突破。
銀河鉄道の夜.jp(「銀河鉄道の時刻表」)にてスタート。
<ネット書店>
文芸社/
≪BOON-GATE≫
