今週号の週刊アエラには、日本国民が読むべし、知るべし記事が幾つかある。
以前に、私が、その書評を紹介した、京都大学大学院準教授・中野剛志の事が、
現代の肖像として取り上げられている。彼は東大を出て、通産省に努め、
京都大学に、言わば、出向していた訳である。
国を愛するゆえの挑発、との見出しから始まっているのだが、
…これの書き出しで、芥川も思い出したのだが、
ＴＰＰ云々は、「平成の開国」なんぞという触れ込みで
（そんなことを言う資格なぞ、これっぽちもなかった大嘘つきの人格最低にして、
人気取りの為なら何にでも飛び付いたダボハゼ野郎と言っても過言ではない、
管直人が首相だった時に、例に依って突如としてぶちあげたものだった）
…これに対して、国を愛するゆえの挑発と評される、
当初は大手メディアもこぞって賛成したなか、その風潮に危機感を抱き
…6/4号、週間アエラから。
その彼が、敢えて古巣である通産省に戻ることを決定、経産省で這いつくばる覚悟を決めた、
という特集なのである。
私は、空海に続く人であるが、私の様な人間は絶えることなく続くのである。
だから、この国は、真にアメリカと屹立して世界をリードして行くべき国に成ったのである。

2012/5/28、京都府立植物園にて。

66年に一度の好著である拙著を、いまだに購読されていない方は、今すぐ最寄りの書店か、サイドバーのネット書店か、電子書籍で購読した方が良い（笑）。何故なら…