週刊朝日が100万部は購読されなければ、芥川の本が購読されなければ…。

皆さま方が、芥川の本を購読に走らなければ、民主主義は完成されない。

日本は大人に成れない。

…以下は、週刊朝日、6/8号から。連載コラムに於いて、藤巻健史氏は、今回、金メダル級の論説を為していた…至極当然の論説ではあるのだが。

痴呆テレビを観続けて来た、或いは「おためごかし」の似非モラリストの論説に、目くらまされて来た、皆さま方には、見えて居なかった視点。

あなたの就職難、あなたの給料減、すべての原因は、此処に在るのである。

痴呆テレビの20年超と言う愚かさと、巷の日本人を騙る類の悪は野放しにしながらの、35年超に渡った、権力との癒着という唾棄すべき欺瞞に在ったのである。

…前略。 文中黒字化は芥川。

韓国との安値競争に負けたとする分析が一般的だが、なぜ負けたのか。

経営者の能力が劣っていたのか? 日本人労働者が怠け者なのか?

日本人技術者の能力不足か?  経営者、技術者に革新的な発想が欠けていたのか?

韓国企業と日本企業が、つばぜり合いをした結果、韓国企業のほうが数として日本企業よりも多く生き延びたというのなら、そのような分析にも耳を貸そう。

しかし、そうではない。日本企業は一社も生き残れず完敗したのだ。

これは多くの識者が述べる枝葉末節的な理由ではなく、何か根本的な理由があったはずだ。

同じ100mという距離で競走して日本人全員が韓国人に著しく負けるのなら、日本人は韓国人に比べてよほど運動能力が劣っていることになる。

しかし、今回は、そうではなかった。100m競走といいながら、実は日本人だけが150m走らされていたようなもの。

どう戦っても日本人が勝てるはずがない。

私と、オリンピックの金メダリストくらいの能力の違いがあれば話は別だが、日本企業と韓国企業ではそんな差はない。

日本政府がすべきことは、個別企業が50mも長く走るような「不利な条件」でも戦うべく資金援助をすることではなく、不利な条件自体をなくすこと。

あらゆる努力はそこに集中すべきだ。

もちろん、不利な条件とは円高のことである。

…後略。

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