一衣帯水の国に住む者としては、中国と韓国で原発事故が起きた時、どちらが安全かと云えば…。
一衣帯水の国に住む者としては、中国と韓国で原発事故が起きた時、どちらが安全かと云えば、中国だろうな、と芥川は考える。
何故か?技術的な観点などでは全くなく、中国の場合は、人海戦術で、あっと言う間に終息を計るだろうから。
マグレガーの著作や、世界のドキュメンタリー等で、何度も、耳にした言明があるのである。…中国の政府高官の発言として。
「中国では、100万人ぐらいが死ぬことは、何の問題でもない…」
かつての、食糧大増産運動での過ちで、或いは、文化大革命の過ちで、何100万、或いは千万単位の人間が死んだと、いう事実に対しての、言及だった。
中国には22省在る訳だが、上位4省である、広東省、山東省、河南省、四川省だけで、それぞれ、8,000万人超、トップ2は1億人レベルの国ならではだろう。
中国と言う国の人口は、本当に、とてつもなく、言わば、人が溢れている、そう言う国でしか有り得ない哲学であり発想だが、現実に、福島の様な事故が起きた場合は、中国は、世界が知らぬ間に、或いは、世界に知られずに、中国にしか出来ない人海戦術で、事故を終息させるに違いないと、芥川は思っているのである。
それで、これら、我が国とは一衣帯水の国である両国…どちらも原発推進…それも半端な数では無い…を正式決定し、新規建設を開始している両国で、大地震等で、大事故が起きた場合、より安全なのは、中国だろうと思うのである。

2012/6/7、京都府立植物園にて。(C)芥川賢治。
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