法華経が「法」を説くのに対し、華厳経は「仏」を説くのである。…鎌田茂雄。
文中黒字化は芥川。
われわれが華厳経をひもとくと、そこには限りなき光明に包まれ、荘厳をきわめた世界の様相が、いたるところに、くりかえし説かれている。
そのきわまりなき高遠雄渾の思想はわれわれをして亡羊の嘆をいだかしめる。
われわれの感覚からすれば、いったい何をいおうとして、このようにくりかえし、反復し、一見空想的にみえるような描写によって、仏や世界を荘厳するのか、理解に苦しむ。
華厳経のほんとうの名前は『大方広仏華厳経』(mahA-vaipulya-buddha-avataMsaka-sUtra)であるが、大方広とは仏につけた形容の言葉で「広大なるほとけ」という意味であり、法華経が「法」を説くのに対し、華厳経は「仏」を説くのである。
それは人間的な感覚や、人間の少さな悟性によって理解できる程度の矮小化された仏を説くのではなく、時間的にも空間的にも無限であるような仏を説く。
それはわれわれの分別智を越えた無分別智によってとらえられた仏でなければならぬ。
http://todaibussei.or.jp/ebacknumber/02_01_067.pdfから。






2012/6/10、世界遺産・高山寺にて。(C)芥川賢治。
人気ブログランキング ←芥川の論説、及び、写真や良し、と思われましたらクリックして下さい。
66年に一度の好著である拙著を、いまだに購読されていない方は、今すぐ最寄りの書店か、サイドバーのネット書店か、電子書籍で購読した方が良い(笑)。何故なら…
日本が再生し(元に戻り)世界を救える国になる、
米国と屹立して世界をリードして行く国に成る為には、
拙著を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、芥川が書いた〈解答〉を、
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。
「文明のターンテーブル」第一巻 近未来100万部突破。
銀河鉄道の夜.jp(「銀河鉄道の時刻表」)にてスタート。
<ネット書店>
文芸社/
≪BOON-GATE≫
