内外の敵に屈した日本の恥辱 ― 虐日偽善が招いた亡国の構図

虐日偽善に酔い痴れた日本人の増殖は、民族意識の喪失と朝日新聞を中核とする内部の敵の存在によって生じた。精神侵略、尖閣侵略、沖縄侵略構想へと連動する構図を総合的に解き明かし、現在の日本が直面する亡国の危機の本質を鋭く抉る。

このような虐日偽善に酔い痴れ、虐日偽善に狂う日本人が大量に出現したのは、日本から健全な民族意識・ナショナリズムが失われたためであり、また彼らの活動によって、ますます民族意識が失われるという、悪循環に陥ってしまったからである。
この朝日など虐日日本人とシナ人・朝鮮人との癒着関係こそ、日本民族を滅亡に導く、最悪の組み合わせ・複合体と言わなければならない。
すなわち日本の敵は二種類ある。
外部の敵と内部の敵である。
朝日新聞の様な内部の敵が、日本をことさらに貶める報道を行い、日本人から民族意識を奪いとることで、シナ人による精神侵略は大成功を納めたのである。
そのようにして出来上がった土台の上で、シナ人は尖閣諸島から日本領土への軍事的侵略をとうとう開始した。
さらに5月8日の「人民日報」の論文では、沖縄に対する侵略の野望をむき出しにした。
本書は、虐日偽善者の代表としての朝日新聞の報道が、いかに欺瞞に満ちたものであるかを明らかにするとともに、それがシナ人の日本侵略とどのように関連しているかを、できるだけ総合的に、かつ分かりやすく説明したものである。
それは当然、現在の日本に降りかかっている、亡国へ導く危機のカラクリを解説することになっているであろう。
類書には述べられていない、独自の論点・見解を提示できたものと自負している。
それにしても、こんな簡単に内外の敵にやられてしまっているのは、まことに無様極まりない醜態であり、日本民族として歴史上最大の恥辱・屈辱と言わざるを得ない。
京都を我が家の庭として、ほぼ毎日、1,200年の京都の時間、日本の時間、京都の歴史、日本の歴史を、戦後日本が生んだ最高の知性の一人として歩き、素晴らしい日本画家である石本正と全く同じ精神で、即ち、古今の全ての素晴らしい画家たちと同じ精神で、写真を撮り続けている私は、著者の言が全く正しい事を思う。
昨年の8月まで、私たち日本人の大半は、紫式部に、清少納言に、空海に、源信に、貫之に、夢想国師に、信長、秀吉、家康、その他、ここには書ききれない無数の偉人たちに、顔向けも出来ない、恥ずかしい極みの態様であったのである。
それどころか、実に愚かな事に大江や彼に代表される愚か者たちに、顔を向けて来たのだから、話にもならない。
最近の第二次安倍政権の成立によって、歴史問題の改善・克服が期待されているが、第一次の時の如く、それに対するアメリカの牽制も始まった。
積年にわたって構築された、精神の奴隷体制を打破するのは、まことに容易でないことを覚悟すべきである。

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