NHKに「息のかかった人間」がいないと本気で思っているのは、日本のメディア関係者だけだ
筆者は、かつて好意を抱いていたNHK『クローズアップ現代』の国谷裕子に対する見方を、高山正之『歪曲報道』を読んで一変させた。姜尚中の起用に象徴されるNHKの人選の歪み、GHQ占領政策以降にメディアへ浸透した在日朝鮮人の問題、さらには中韓の諜報機関と無関係であるはずがないという素朴な国際常識を、日本のメディアだけが欠いている現実を鋭く告発する。
2016-01-10
私は、去年の八月までは、
NHKの『クローズアップ現代』のキャスターをしている国谷さんに、
好感を抱いていた。
彼女が、
私が大病を患って七か月も入院していた病院の創業者を、
祖父に持っていた事を知った事が、
余計にそうさせたのだろう。
だが、
意識的にでは全くなく、
去年の八月以降は、
この番組を、
ほとんど観なくなった。
今日、目覚めて、
すぐに、
高山正之の『歪曲報道』の、
以下の章を読んで、
観なくなった理由も合点したし、
数日前に、
姜尚中がコメンテーターに出ていたのを観て、
私が呆れた事を書いた理由も、
すべて合点した。
その時の内容については、
彼が、
全く適任者ではない事は、
まともな知性の持ち主なら、
誰にでも分かる事である。
にもかかわらず、
日本には、
その内容についての適任者が、
ゴマンといるにもかかわらず、
なぜ、
NHKは、
姜尚中を起用するのか。
彼は、
立派な日本国籍を持ち、
日本に帰化した日本人であるにもかかわらず、
なお、
韓国名を名乗っている人間である。
例えば、
米国に帰化した人間が、
帰化した名前ではなく、
反米を主張し続けているような祖国の名前で、
テレビに出演して、
米国の政治について語るなどという態様が、
あり得るだろうか。
日本のメディアは、
とりわけNHKは、
何か、
極めて重大な事を、
間違えているのである。
その原因の一端について、
高山正之は、
別の著作で、
敗戦後、
GHQの政策に便乗して、
NHKを筆頭にしたメディアに、
多数の在日朝鮮人が、
入り込んだ事実を、
教えてくれた。
それ以降、
見せかけのモラリズムのもとで、
彼等は、
敗戦後、
朝鮮半島に帰らず、
日本国に残る事を選択した、
約六十万人と、
日本国民一億二千万人との比率から見れば、
異様に多い在日朝鮮人たちが、
NHKを筆頭にしたメディアに、
居るはずなのである。
在日中国人も、
当然、
居るだろう。
その中に、
朝鮮半島や中国のCIAの、
息のかかった人間が、
いないなどと思うのは、
世界中で、
日本のメディア関係者だけだろう。