朝日とマルクスが刻んだ顔相――首長たちに共通する精神風景

京都で出会う台湾の人々との温かな交流とは対照的に、近年目立つ一部首長の言動には共通する精神的背景がある。
それは、朝日新聞的言説と、マルクス経済学が支配的だった大学教育によって形成された思考と態度である。


いわば、朝日新聞を読んで育ち、マルクス経済学が席巻していた大学で学んだ人間達の顔相なのだ。
2016-01-04
京都を毎日のように散策している私は、いろんな場所で台湾の人に会う。
元旦には、スマホで濁点を入れる方法が分からず、思い余って目の前の席に居た二人の女子学生に尋ねた。
すると彼女たちはすぐに教えてくれて、大助かりだった。
お礼を言ってみれば、何と台湾の人たちだった。
私は台湾の人に会うと、黄文雄さんの存在もあり、すぐに「有難う」が口をつく。
次に、台湾が好きですよ、と続き、良い旅を、と続くのである。
だが、年末の日韓協議の結果を見て、すぐに妙な発言をした馬という現在の総統だけは、全く頂けない。
共産党の一党独裁政権に擦り寄るあの態度が、今回の発言にも表れているからだ。
ここ数年の、あの手の男たちの顔相を思った。
日本を代表する最優秀選手の一人であることは間違いがない東京電力の社長を、散々にいたぶった新潟県知事。
今の沖縄の翁長知事。
その他、少なからずいる首長たち。
ああ、そうかと気づいたのである。
あれらは皆、いわば、朝日新聞を読んで育ち、マルクス経済学が席巻していた大学で学んだ人間達の顔相なのだということに。

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