電力自由化を担う余裕も奪われた労働の現実

前章で指摘した高給を得る経営層の背後で、現場の多くの社員が他人を思いやる余裕すら奪われるほど酷使されている実態を描く。
そのような労働環境の中で、災害時に他者を救う行動を期待すること自体が非現実的であり、それを想像すらしない日本メディアの空虚さを鋭く批判する。

2016-02-04
前章で私は消費者から完全に遮られた壁の向こうで高給をむさぼっている存在と書いた。
だがそれは経営者などほんの一握りにすぎない。
実態は多くの社員が他人の事など考える余裕もないほどにこき使われている。
そのような社員たちに災害時に他者を救う行動がどうして取れると日本のメディアは考えているのか。
電力自由化を囃し続けてきた彼等にそんな想像力はない。
考えなど及びもつかない。
それが日本のいな世界中のメディアの実態だろう。

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