中国による「風評被害」外交と朝日新聞の罪— 福島食品輸入停止が示す底知れぬ悪 —
中国が今なお福島など被災地産品の輸入を全面停止し続ける現実を通じ、科学無視の風評被害外交と、それに呼応してきた日本メディアの責任を告発する論考。
2017-03-16
中国当局は福島、宮城といった被災地や新潟、栃木など計10都府県で生産された食品などを全面的に輸入停止する措置をとっている…今日の産経新聞7ページから。
この記事を読んで、中国が今なお、このような、正に風評被害そのものを日本に与えるような行為をし続けている事に驚いた。
と同時に、前任者の古館以来、繰り返し、福島が放射能で汚染されているとの報道を行ってきたテレビ朝日の報道ステーション=朝日新聞社と、中国が、ぴったり歩調を合わせている事にも気付くのである。
それにしても、信じがたいレベルの大気汚染に覆われている中国がである。
おまけに北京の政府高官は、一般人と同じ食品売り場では食品を買わない、土壌や農薬汚染などについて安全性が確認されている生産者が生産した産物しか買わない、食べない。
それだけ汚染が酷い産物が横行している中国がである。
全く無害である事が科学的に完璧に確認されている日本の上記の地域の産物を、言わば、為にするためなのか、或いは朝日新聞社などの原発反対運動を後押しするためなのか、全面的に輸入停止にしていると言うのである。
「底知れぬ悪」「まことしやかな嘘」の典型的な事例でもあるだろう。
同時に、私は朝日新聞社と言うのは、どこまで罪深い新聞社なのだろうかと再認識もした。
政府高官が一般に流通している食品は買わない、のが実態である中国の産品に対して、日本は全く輸入制限はしていないはずである。
おまけに平常時の放射能レベルが日本よりも高い地域が中国には在ったはずである。
昨日、産経新聞が、全人代閉幕後の李克強首相の記者会見に出席を拒否されたのは、産経新聞が、どれほど、正しい報道を続けて来た新聞であるかを証明してもいたのである。