日本という「政治的囚人」――戦後国際秩序の核心

戦後、日本は国際社会において「政治的囚人」であった――この発見は、慰安婦・強制連行・南京問題がなぜ成立し、なぜ国際社会で通用し続けたのかを一挙に説明する。米国の原罪隠蔽、国連と欧州の追随、メディアの責任、中国の「まことしやかな嘘」。戦後秩序の核心を射抜く論考。

2016-02-19

日本は、戦後ずっと国際社会において、実は「政治的囚人」だったのだという私の発見は、「文明のターンテーブル」の発見と共に、ノーベル賞に価する発見である。
世界中の慧眼の持ち主たちは、瞬時に私の発見の凄さに気づいたはずだ。
なぜなら、私が発見した真実からなら、従軍慰安婦問題や強制連行、南京大虐殺などが、なぜ起き、なぜこのような嘘が国際社会で通用しているのかが、瞬時に理解できるからである。
これらの捏造によって日本が国際社会から批判され続けてきた理由も、瞬時に理解できる。
同時に、日本こそ差別され続けてきた国である事実を無視し、国連まで出向いて日本非難を続ける日弁連や市民団体の愚かさと下劣さも、瞬時に理解できる。
それを支援する朝日や毎日などの愚かさが極まっていることも同様である。
日本を「政治的囚人」にしておく必要があったのは、米国の理由だった。
無差別爆撃、焼夷弾、原爆二発という原罪を隠すためである。
抗議も賠償要求もしない日本人の稀有な国民性が、米国を世界の警察官でいさせた。
だが、見せかけのモラリズムに囚われたオバマには、この真実が見えていなかった。
彼の宣言は、中国とロシアの横暴を招き、世界秩序を乱した。
欧州は経済だけで中国になびいた。
中国は日本を歴史修正主義者として非難し続けた。
梅棹忠夫の結論――中国は「底知れぬ悪」「まことしやかな嘘」の国――は今も証明され続けている。
日本は武士の国として、最強国米国と戦った。
だが、その無謀を煽った主犯が当時の日本のマスメディアだったことも明白である。
責任を軍に押し付け、占領に順応し、幼稚な似非モラリズムを今なお振り回している。
この稿続く。

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