製鉄史が暴いた文明停滞の真因――植林を持たぬ思想の帰結

日本の製鉄史の検証は、中国・朝鮮半島の文明停滞の真因が自然条件ではなく思想にあったことを明らかにする。砂鉄製鉄が山林を破壊した後、再生させる発想を持たなかった国民性こそが、歴史を決定づけたのである。

2016-02-20

2・26号の「街道をゆく」は、日本の製鉄の歴史を検証しているのであるが、もう一つ、私の論説の正しさを証明している箇所があった。
李明博元韓国大統領が、末期に突然竹島に上陸し、天皇は韓国に来て謝罪せよなどという気がふれたような言動を発したのを見て、私は生まれて初めて韓国とはどんな国なのかという疑念を抱き、検索した。
そして、わずか一時間で、この国の本質が分かったと私は書いた。
その過程で、韓国が望み、日本がこれに応じた日韓併合以前の朝鮮半島の写真を見て、私は即座に理解した。
朝鮮半島の山という山が、すべて禿山であったのである。
この事実を世界に伝えたのは、私が最初である。
冒頭の記事には、私の論説が百分の百正しかったこと、そしてその理由を証明する記述があった。
古代の製鉄とは砂鉄を用いた製鉄であり、この技術は中国大陸から朝鮮半島を経由して伝播した。
それは、山という山を禿山にするほどの膨大な木材を燃料として必要とする技術だった。
記事は、日本の気候と地質が山を再生させたが、中国や朝鮮半島はそうではなかったことが文明の停滞を招いたと書いている。
だが私は、植林するという発想を持たなかった国民性こそが原因だったと確信して書いた。
私は今、その推論の正しさをさらに確信している。
科挙制度から生まれた歪な官僚国家であり、厳格な身分差別社会でもあった中国と、その属国であった朝鮮半島は、身を粉にして働くことを軽蔑するという、愚か極まりない思想で成り立っていた国だった。
その伝統が、戦後日本に残った在日韓国人社会を母体とするやくざの誕生につながったことも、私は書いた。
日本のやくざの九十九パーセントが在日韓国人で構成されていることは、衆知の事実である。
私が検索で初めて知った両班の態様は、やくざの態様そのものだったからである。

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