「平和憲法」という虚構

「平和憲法」という政治的レッテルがいかにして作られ、改憲を戦争志向と結び付ける粗雑な主張が広まったのかを検証する。月刊『Voice』掲載論文を通じ、日本国憲法成立の真実と第九条の実像に迫る。

2016-02-24

前章の冒頭に戻るのだが、先生は教員生活の後半、月刊誌『Voice』を購読していらっしゃったからである。
この雑誌の素晴らしさは、これまで何度も言及してきたとおりである。
三月号も本当に素晴らしい。
日本国民が読むべき論文が満載されている。
朝日新聞などを購読し、その子会社のテレビ局が報道するニュースばかりを観ていては、決して分からない真実、すなわち隠された真実に光を当て、日本国民に知らせている論文が並んでいる。
以下の論文もその典型であり、誰もが目から鱗が落ちる思いをするはずだ。
題字以外の文中強調は私である。
「九条ノーベル平和賞運動の闇」。
その背後に潜むのは、中国、韓国、そしてアメリカの反日勢力である。
いわゆる「平和憲法」という表現は、きわめて政治的な意図を帯びたものである。
そもそも日本には「平和憲法」などという名の憲法は存在しない。
あるのは日本国憲法だけである。
そこに勝手に「平和」という言葉を付けることで、改憲を求める動きは平和に反するという示唆が生まれる。
改憲を求める勢力は戦争を望んでいるのだ、という粗雑な主張が、そこから作り出される。
しかし近年、そうした示唆を支持する多数派は崩れ始めている。
憲法を改正したほうが日本のためになると考える国民は確実に増えている。
私は、この憲法の真実の一端に、かなり早い時期から直接触れる機会を得ていた。
この憲法を実際に起草した米軍の実務責任者に会い、その経緯を直接聞いたからである。
その人物こそ、GHQ民政局次長であったチャールズ・ケーディス氏である。
この稿続く。

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