日本国民全員の必読の書である。世界中の人たちにとっても真実とは何かを知る必読の書である。

月刊誌WiLL掲載の高山正之・山口敬之による森友問題対談を通じ、報道の闇と政治工作の構造を読み解く論考。日本国民のみならず、世界の読者に真実の所在を問いかける必読の記録。

2017-04-29
日本国民全員の必読の書である。
世界中の人たちにとっても真実とは何かを知る必読の書である。
月刊誌WiLL今月号、森友問題のダークマター、核心、なぜ辻元清美の名前が出て止まったのかと題した高山正之と山口敬之の3段組み16ページに渡る対談特集は、日本国民全員の必読の書である。
世界中の人たちにとっても真実とは何かを知る必読の書である。
私は今日、京都の行き帰りの列車の中で、読んだ。
高山正之が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を見事に実証していた。
同時に私は私の論説が高山正之の背中を押しもしただろうと確信している。
前文省略。
中村地区の在日朝鮮人
高山
北朝鮮情勢が緊張の一途をたどっているというのに、野党は能天気にも森友学園問題で大騒ぎしていた。
さすがにフェイド・アウトしつつあるけれど、この問題ははっきりケリをつける必要がある。
これも北朝鮮とまったく無関係というわけじゃないしね。
山口
森友問題は、国有地を不当に安く払い下げたという二月の新聞記事がスタートでしたね。
この問題が終息に向かったのは、辻元清美議員が一つのきっかけになったと思います。
辻元さんの名前が出て来るまでは、野党は「すべてのメールを公表しろ」と迫っていました。
ところが、森友学園・塚本幼稚園の副園長、籠池淳子さんと安倍昭恵さんのメールの中に辻元議員の名前が複数回出てくることがわかると、民進党は「これはデマだから、扱ってはならない」「籠池淳子さんが送ったメールは虚偽であるから拡散するな」とメディアに申し入れてきた。
つまり、龍池さんの証言は嘘だと言っているわけです。
それまでは「安倍総理から百万円もらった」と言っている籠池氏の発言を事実上唯一の根拠として安倍夫妻を追及していた野党でしたが、当の籠池夫妻の発言そのものに信憑性がないと野党が認めてしまったわけです。
それから、辻元さんが生コン連合の人間をスパイとして送り込んだと籠池淳子さんが言う、その集団というのはどういう人たちか。
北朝鮮と中国は「安倍総理がウルトラライトの学校でトラブルに遭う」とニュースで扱いました。
簡単に言えば喜んでいるわけです。
火をつけた人がいて、喜んでいる人がいる。
いったいこの問題で誰が得をしたのか、その構造はどうなっているのかという疑問が残ります。
高山
そもそも森友が買ったあの土地はいわくつきだった。
あそこは伊丹空港の航空機の進入路に当たる。
いわゆる進入表面の制限区域なんだ。
これが重要な伏線で、あの辺りでは1970年代から、ジェット機の騒音がひどいと周辺の住民が大騒ぎしていた。
とくに伊丹空港の敷地内に食い込んだ中村地区の住民が、空港に押しかけ、日航と全日空のカウンター前で騒いだ。
「騒音で鼻血が出てとまらない」と言って、段ボールに詰めた血まみれのティッシュペーパーをそこらに撒く。
「この責任をどうしてくれる」とかやる。
その種の騒音問題は運輸省航空局の管轄だけれど、そっちに話してもお茶の一杯も出ない。もともと通る話でもない。
でも民間航空会社に言えば客商売だからロビーで騒げば「まあまあ、こちらにどうぞ」とオフィスにいれて茶菓も出る。
お車代もうまくすれば出るし、「航空券をよこせ」と言えば、航空券も出てくる。
そういうことがずっとあった。
そもそも庭先に滑走路が走るようなところに何で人が住んでいるか疑問だけれど、住民の言い分が通って、伊丹空港を閉鎖し、新関西空港が作られることになった。
そんな無茶がなぜ通ったのか。
その謎を明らかにしたのが2010年の朝日新聞の「ひと」欄だった。
それを読むと、実は中村地区の住民は「戦前、空港拡張のため朝鮮半島から集められた人々」で「戦後一転して不法占拠者にされた」というんだ。
この記事を書いた吉野太一郎という記者は、いかにも彼らが強制連行され徴用された朝鮮人のように書いているけれど、それは嘘だ。
現に朝日新聞自身が徴用朝鮮人はほぼ全員が半島に帰ったと書いているんだ。
読者をたぶらかす記事だよ。
だけど、この記事で、大騒ぎした住民は空港の敷地を「不法占拠」した朝鮮人であることがはっきりした。
だから常識が通じないし、騒ぎ出したら手がつけられないというのも理解できる。
山口
そんな事情があったのですね。
この稿続く。

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