彼らは決して書かない――原発事故が起きた「本当の理由」

朝日新聞とテレビ朝日「報道ステーション」は原発事故を執拗に報じ続ける一方で、事故の根本原因をほとんど書かない。事故はGE製原子炉の設計上の欠陥と、それを無視した小泉政権の対応に起因する。日本製鋼所の原子炉が破損しなかった事実や、WiLL誌に掲載された奈良林直教授の論文を踏まえ、反原発報道の欺瞞を告発する論考。

2016-03-13
テレビ朝日の「報道ステーション」だけではなく、朝日新聞は今朝も原発事故の事をフロントページに書いている。
彼等の執拗さと悪質さは、本当に度し難い。
彼等はなぜ原発事故が起きたのかを全くと言ってよいほど書かない。
原発事故が起きたのは、先ず、あれがGE社製だったからである。
GE社の設計段階において、非常用電源の設置場所に問題があったからであること、
この問題に気が付いたGE社と米国政府は、同様の装置を使用していた国々に、通達を出した事、
それは小泉政権の時だった事、
小泉政権はこれを無視して対策を講じなかったことに原因が在った事を、
戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之は私たちに教えてくれている。
各分野における日本の企業の優秀さとシェアを知っている人間は、原子炉は日本製鋼所の技術が無ければ作れないと言っても過言ではないことを知っている。
福島の事故でも、日本製鋼所の原子炉は破損しなかったのである。
原発については、月刊誌WiLL4月号に北海道大学大学院教授の奈良林氏直さんが、見事な論文を書いている。
朝日新聞とこれに同調しているいわゆる文化人たちの幼稚で悪辣な企みから日本国と日本国民を守るために、次章にてご紹介する。

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