大津という違和感――武村正義と司法の匂い

巨人のオープン戦後に流れていたTBSニュースバードをきっかけに、武村正義と大津という土地が持つ特異な空気について考察する。三井寺と石山寺の対比、フェノロサへの敬意、法明院の荒廃、朝日新聞的体質、そして大津地裁による高浜原発停止仮処分までを一続きの文脈として描き出す随想。

2016-03-13
昨日、巨人のオープン戦をCS放送で録画していた。
試合が終了した後にTBSニュースバードという番組が流れていた。
武村正義と民主党の議員が出て来た。
そうか武村正義か、と私は思った。
明治維新時の廃仏毀釈で日本の仏教文化が危機に瀕した時、これを救ったのが、フェノロサである。
だから私は彼をとても尊敬している。
三井寺を定期的に訪問していた時期がある。
三井寺は大津市役所などがある大津市の官庁街に在る。
彼の墓が近所に在る塔頭の法明院に在る事を知った私が、何度か訪れた事は、読者はご存知の通りだ。
私は、今は三井寺には殆ど行かない。
一方、石山寺には年間最低10回は行く。
三井寺は妙に司法の匂いがする寺院なのである。
そのくせ、すぐ右側に在る塔頭が破産した、跡地に、甲賀市に本部が在ると言う得体のしれない宗教法人が堂々と進出している。
この場所で女性の妙な殺人事件があったことなどを聞いて余計に嫌になった。
私の印象では、とにかく大津市はうさん臭いのである。
前述の法明院などは荒れ寺に等しい。
そのくせ、ここには、武村正義を称える大きな石碑が在るのである。
私は、この男は何という恥知らずな下種かと思った。
ことほど左様に、彼は大津市の大立者である。
彼は朝日新聞そのものの様な男だ。
民主党の重鎮でもある。
この一帯に在る大津地裁で、関電の高浜原発停止の仮処分は出された。

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