「もう一度安倍を潰せ」――朝日新聞と吉田清治虚報の原点

安倍総理が日本記者クラブで朝日新聞の慰安婦虚報を真正面から指摘し、吉田清治の嘘を突いた瞬間から始まる、朝日新聞と安倍政権の対立の構図を描く。森友騒動の背景にあるメディアの怨念と政局化の実態を明らかにする論考。


安倍総理は「星さん、あなたの新聞が吉田清治という詐欺師の嘘を広めたのではありませんか」と答え、
2017-05-09
以下は前章の続きである。
朝日新聞といえば、安倍総理がトランプと会ったとき、トランプはメディアと大ゲンカしている最中だった。
安倍総理は「私はメディアに勝ちましたよ」と言った。
2011年12月に第二次安倍内閣が発足するとき、当時朝日新聞の記者でいま「ニュース23」の司会をしている星浩が、日本記者クラブで質問に立ち、「安倍総裁、慰安婦問題はどうするのですか」と聞いた。
それに対して安倍総理は「星さん、あなたの新聞が吉田清治という詐欺師の嘘を広めたのではありませんか」と答え、星は顔色を失った。
朝日は他のメディアの記者の前で恥をかき、記録にも残った。
だから「もう一度安倍を潰せ」というのが社是になったのですが、結局は社長の木村伊量が首を差し出して吉田の記事と、もう一つの吉田調書報道も取り消した。
朝日はそれが悔しくて、今でも木村伊量の仇を打ちたい。
そこに森友問題で安倍昭恵夫人の名前が出て来たから、「悪魔とだって手を握る」つもりで起こしたのがこの騒動だった。
山口
ニューヨークのトランプタワーで、トランプ大統領が最初にリビングに入って来たときに、「あなたはニューヨーク・タイムズに勝って大統領になったが、私は同じような朝日新聞に勝って首相になったのですよ」と安倍総理が言った。
続けて、「ちなみに、ニューヨーク・タイムズの東京支社は朝日新聞の中にあるんです」。
何枚か出回っている写真のうち、みんなが爆笑しているのがその瞬間です。
高山
最高だね、それ(笑)。

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