「そんなものを倒閣に使うな」――品性を失ったメディアへの拒絶
森友問題を政局化し、教育勅語や昭恵夫人を利用して倒閣を狙う野党と、それに乗るメディアの姿勢を、内部に身を置く者の言葉で厳しく批判する。これは「スジの悪い」仕事であり、品性を失った報道であると断じる論考。
そんなものを倒閣に使うメディアと同じ仕事をしているとは思いたくない。
品性が下劣ですよ。
2017-05-09
以下は前章の続きである。
「保守は商売になる」
山口
今回、野党が追及したのは教育勅語の問題もありましたね。
木村真さんが「極右の学校を作るのは許せない」と告発した。
高山
そこに安倍昭恵夫人が絡んでいたから、使い方次第で安倍政権を揺さぶることができると思って、昭恵さんという裏口から攻めた。
山口
しかもエセ保守教育をしている学校だったから、ちょうどよかった。
ただ、龍池さんは仕方ないとして、それに乗っかるメディアも、僕は同じメディア人として、すごく恥ずかしい。
「これはスジ悪だ」と僕たちは言いますよね。
近畿財務局は複雑な地歴のある土地をいわくつきの人にうまく売りぬけたというだけのことかもしれない。
しかしそれは関西特有の複雑な風土の上で成り立っている事だったから、表だって説明できないのをいいことに大騒ぎする。
居直り強盗みたいなものではないですか。
そんなものを倒閣に使うメディアと同じ仕事をしているとは思いたくない。
品性が下劣ですよ。
プライドがあるのか。
倒閣ならもっと堂々とやれと言いたい。
この稿続く。