総理を作った新聞社

未曾有の震災当日の朝、致命的スキャンダルを一面に掲げた新聞社の判断と、その政治的帰結を検証する短論。

2016-03-22
1,000年に一度の大地震が起き、1,000年に一度の大津波が起きた日の朝は、日本中の誰もが即時退陣を望んでいた菅直人総理大臣の致命的なスキャンダルが、彼を首相にまで持ち上げた新聞社である朝日のフロントページに大見出しで掲載された日でもあった。
この総理大臣がまともな判断ができる人間ではなかったことは、もはや歴史的な事実である。
まともな判断が出来るような状況にもなかったことは前記のとおりである。
彼は、あの未曾有の日本国と日本国民の悲劇を、自分の政権延命に使ったのである。
それどころか、消費税増税10%などという政策や、原発の即時全面停止の実現など、日本の国力を落とす政策を国会に決議させることを、自分が退陣することと引き換えにしたという驚くべき男だった。
この男を総理大臣に仕立て上げたのが朝日新聞社だった事は、朝日の購読者なら誰もが知っている事実である。

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