月刊誌に満載された「読むべき論文」――朝日新聞に群がってきた嘘つき学者たちの詭弁
2017年6月号の月刊誌には、日本国民と世界の読者が必ず読むべき論文が揃っている。朝日新聞に依存し虚偽を重ねてきた学者たちの詭弁と、その知的破綻が具体例とともに暴かれている。
2017-06-01
私が何度も言及して来た月刊誌には今月号も日本国民全員と世界中の人が読まなければならない論文が満載されている。
今日は「正論」の発売日である。
戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之が巻頭を飾る連載コラム「折節の記」は3段組み5ページに渡っている。
読者は私と高山正之は全く一緒の頭脳を持っていると言っても過言ではないと気づくだろう。
前文略。
昔、馬鹿な学者は朝日新聞に載れば一流だと思い込んでいた。
一橋大の藤原彰教授もその一人で、あるとき、お前に書かしてやってもいいと朝日新聞に言い寄られ、ついては水田地帯の向こうに煙もくもく立ち上る写真を「日本軍の毒ガスだと言え」と迫られた。
藤原も学者の端くれだ。
毒ガスは第一次大戦の塹壕戦で最初使われた。
空気より重くし、地面を這い、塹壕に流れ込んで殺す。
空に立ち昇っちゃあ話にもならないと思ったが、朝日の機嫌は損ねるわけにはいかない。
藤原教授談で「ハイこれが毒ガスです」とやった。
朝日に楯突く者はいないと思ったら、本誌にも書いている石川水穂がその嘘を暴いた。
藤原は嘘つき教授と指弾され消えていった。
しかし馬鹿な学者の種は尽きない。
早大の後藤乾一は東ティモールで日本軍が5万人殺した嘘を書き、朝日には喜ばれたが、隣近所から疎んじられた。
東北大の明日香寿川は朝日に「支那は排ガス規制の優等生。日本も見習え」とか偉そうに書いた。
途端にPM2・5騒動が起き、彼の嘘がバレるわ、その名も日本風に改名した支那人とバレるわ。
今は何でこんな嘘つき外人を大学教授にするのかと文科省に文句が殺到している。
それでもまだ朝日に書きたい学者はいて、今は小熊英二が藤原彰の後釜に座った感じ。
彼は改憲の愚を聞いたこともない学者の言葉を集めて論評(4月27日付「改正されずにきた訳は」)する。
改憲されずに70年きた訳についてケネス・マッケルウェインは「『法律でこれを定める』という柔軟性で改憲しないで済んだ」という。
何を馬鹿言う。
改憲されなかったのは改憲しようにも賛否の判断をゆだねる国民投票法もなかった。
安倍がそれを作り、つい7年前に発効したばかりだ。
マッカーサーが「朕は深く喜ぶ」(上諭)と陛下を装って勝手につくった憲法を日本人は嫌う。
それには木村草太の「今の憲法には内容に問題ない。押しつけくらいしか因縁付けられない」を紹介する。
よその国にすがって生きろという乞食根性の憲法をこういうかい。
この詭弁屋は長谷部恭男のゼミ出身という。
あの師がいてこの詐話師。
なんか分かる気がする。
で、小熊が持ち出したのが立憲主義。
「憲法」を「法を正(憲)す法」と憲の字の原義に立ち戻って言う朝日新聞お得意の主張だ。
しかし日本人は漢字の原義なんかにこだわってこなかった。
例えば民主主義の「民」の字。
原義は目を意味する「艮」の瞳部分「一」を潰して盲いさせたのが「民」。
すなわち民草など何も見えない、愚かな集団という意味だ。
日本人はそんなことお構いなしに一般の衆生のつもりで民主主義という言葉を作った。
支那人はその言葉を見て「衆愚政治」と思ったらしいが、まあここは日本人に倣おうと日本語漢語に慣れてきた。
今や支那人が遣う言葉の75%は日本語で、宮脇淳子は「支那は今、日本文化圏に属する」という。
そんなご時世に憲法の憲の字は法を正すと読むのだなんていう。
朝日新聞以外に誰がそんなバカ言うのかと思ったらアイルランド系の前出ケネス某だという。
日本文化圏にいるならちゃんとその文化を学ぶがいい。
小熊も朝日におべっか使っていつまでもいい加減なことを言っていると藤原彰の二の舞になるぞ。