消費税増税という政権延命の代償

消費税増税がデフレ脱却を阻害してきた事実を、民主党政権の責任とともに検証する論考。政権延命と引き換えに決議された10%増税の罪、東日本大震災後の拙劣なエネルギー政策、そして似非モラリズムがもたらした国富流出を告発する。

2016-03-23
今日の日経新聞の4ページには、ポール・クルーグマンの至極当然な見解に関連した記事が掲載されている。
この記事の左側に、「与野党にも増税延期論」、の見出しの小枠がある。
この中で、政治家として動くべき時に動けず、不倫などだけは一人前だった民主党の細野豪志政調会長が、開いた口も塞がらないことを言っていた。
退陣するのが筋だなどと言っているのである。
終にデフレを退治しようとしている近来まれに見る本物の政治家である安倍晋三内閣の政策を阻害し続けているのが、消費税増税であることは、よほどの低能や、朝日等を読んで歪んだ幼稚園児の頭脳になっている人間以外には、明瞭に見えている事実である。
日本国民の殆ど大半が、即刻の退陣を望んでいたのが民主党政権時の菅直人内閣である。
彼があろうことか東北大震災を利用して、延命を図り、もはや売国奴、或は国賊と言っても過言ではない、犯罪者に等しい愚かしさゆえに、孫正義と、福島瑞穂に乗じられ、操られ、原発の即時全面停止などという、本当に幼稚園児以下の決定を下した。
(この決定と時同じくして、韓国と中国が原発の新設、大増発を決定した事は既述のとおりである。)
ために、世界に棲息している強欲と言う名の悪は、資源のない国である日本に対して、ジャパン・プレミアアムなどというふざけた名前の、法外な上乗せレートで、日本に原油と天然ガスを売りつけた。
東北大震災を世界中がテレビで見ていたその当時の話である。
それだけでも、この世界に棲息している悪とはどんなものか分かるはずだ。
この悪は、似非モラリズムを利用する、或は乗じてくるのである。
長い間、朝日新聞を購読していた私も似非モラリストの一員に成っていた。
だから私も悪にしてやられた。
朝日新聞の害毒は、あまねく世界中に垂れ流されて来たのである。
このために、日本は毎日100億円、数年で何兆円もの国富を失った。
この、自分の人気取り=政権に対する執着だけは異常に持っていた男が、自分の退陣と引き換えに消費税増税10%を国会で決議させたことを、細野は忘れているのか。
この稿続く。

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