「ドイツに学べ」という空虚――日本を小さくする言説の正体
日本を矮小化する論説を重用し続けた**朝日新聞の姿勢こそが、日本の国際的評価を損ねてきた原因である。韓国・中国の意向に沿うかのように「ドイツに学べ」を唱える姜尚中**的言説は、日本を見下す視線を助長する。日本の職人気質と文化的蓄積は、京都・奈良・滋賀に明瞭に示されている。
2016-03-30
以下は今日の朝日新聞十六ページのコラムからである。
前文略。
「近頃は小さくなってしまった日本の存在だが、……」と書かれている。
この論文も、私の論説の正しさを百パーセント証明している。
この筆者は、日本を小さくした原因が、私が最初にテレビで見て以来、ずっと日本を矮小化する論説を繰り返してきた姜尚中を重用し続けてきた朝日新聞などにあるという事実を、全く理解していない。
朝日新聞などは、自国を虐げることが正しいと信じ続けているだけでなく、自分たちの国を大きくしたくない、強くしたくないと考えている、世界にも稀な異常なメディアである。
加えて、日本の国際的価値を落とし、日本の名誉と信用を損なう捏造記事を頻繁に世界へ発信し続けてきたことが、日本の存在を小さくしたという事実を、朝日新聞に同調するいわゆる文化人は全く認識していない。
ドイツ人ジャーナリストが「西欧に匹敵するものはない」「かわいいにはいくつもの意味があるが重要なのはそれが理想的とされることだ」と書いたという。
姜尚中など、韓国の代理人のような人間たちが、韓国や中国の意向に沿って「ドイツに学べ」などという戯けた言説を言い続けてきた結果、ドイツ人が日本をなめ切っていることが、この言葉には明瞭に表れている。
私は自慢ではないが、人生で一度もドイツに行きたいと思ったことはない。
貴重な休みに、くそ面白くもないドイツ人の顔を見に行き、世界を旅した人間たちが口を揃えて「英国やドイツの料理は本当においしくない」と言うような、料理のまずい国に行きたいとは思わなかった。
大阪有数の食通として、食事のために今なら豪邸が三軒建つほどの金を使ってきた私が、行きたいと思わなかったのは当然である。
仕事上の関係で私は**BMWの七シリーズを使っていたが、当時のドイツ車の内装は酷かった。
トヨタとは比べるべくもない酷さだった。
ドイツ人は、日本車のドアの隙間、すなわちノッチの信じ難い狭さに象徴される日本人の繊細な職人芸に恋したのである。
それ以降、ドイツ車の内装がトヨタ車のように変わっていった。
このドイツ人ジャーナリストは、朝日新聞やジャパンタイムズを購読し、日本を貶める記事を書き続けている、例の記者の一人だろう。
大体、ナチスを生んだようなドイツに、何を学ぶことがあるのか。
勤勉さや職人気質、芸術性に富んだ技能と魂は、彼ら以上に日本人が持っている。
ドイツをありがたがるのは、明治維新期にお抱え教師としてドイツ人を迎えた東京大学関係者くらいのものだろう。
私はイタリアとパリには八回行ったが、ドイツに行ったことは一度もなく、行きたいとも思わない。
大体、ドイツに何をしに行くのか。
歴史的遺産というなら、ドイツより遥か以前から、京都、奈良、滋賀**には、見事な文化の蓄積と四季折々の自然美が、山ほど存在している。