朝日新聞が隠した名前――知ることすら許されなかった理由

**朝日新聞の購読者であったがゆえに、私は高山正之**を長く知らされなかった。
広告も書評も封じる沈黙こそが、朝日の編集姿勢を雄弁に物語っている。

2016-03-30
朝日新聞社とは、どのような新聞社なのかということを、先日紹介した高山正之の本は、見事に教えてくれている。
私が彼を昨年まで全く知らなかったのは、私自身が朝日新聞の購読者だったからである。
朝日は、彼の本を、新聞下段の広告に出すことを、決して許さなかったはずである。
ましてや、書評欄で取り上げることなど、ただの一度もなかった。
だから私は、彼の存在を全く知らなかったのである。

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