景観を破壊して得られる電力はこの程度か――白浜と和歌山が示す再エネ幻想

和歌山・白浜の自然景観を破壊する風力発電。
その総発電量は原発一基にも遠く及ばない。
実体験と具体的数値で、再生可能エネルギー礼賛の欺瞞を暴く論考。

2016-08-28.
和歌山県の白浜は、私には妙な因縁も在る場所なのだ。
東京の親しかった不動産鑑定事務所の人間に懇願されて、倒産した生保の支店だったビルを取得した。
長年、馬鹿高い固定資産税だけを払い続けたが、白浜でオフィスを借りてくれる人間などありはしなかった。
何とか、その状況を打開して、夏場だけの宿泊施設に改造しようとしていた矢先、水も流れていない深さ2mの堅牢コンクリート製の側溝に、夜8時ごろに、近所のコーナンで買い求めた大きなガスコンロを両手に抱えて、ビーチサンダルを履いた状態で、落ちた。
人生初めての骨折、激痛が走った。
左足踵複雑骨折。
消防団、警察が駆けつけてくれ、たったままの状態で、白浜はまゆう病院にタンカーで担ぎ込まれた。
幸いなことに上手な医師が当直でいて、手術の必要がない形に、エイヤーと整合してくれたのである。
私が歯を食いしばったことは言うまでもない。
2011年12月に、7か月の入院生活から退院して初めて、この夏、無性に海で泳ぎたくなった。
若い時には、日本海の竹野浜や、福井県の若狭湾に、何度か行ったのだが、最後に、竹野浜で、強烈な電気クラゲに遭遇してから、日本海には行かない。
仕事で、車で明石大橋を通って何度も徳島に行っていた頃、淡路島の、松原海水浴場の光景が見えた。
ある年に、車で行ってみた。
松林に囲まれた雰囲気はとてもいい。
ところが泳ぎ出して驚いた。
大きなくらげだらけなのである。
幸い、日本海のクラゲのような電気クラゲではなさそうだったが、気持ちが悪くて泳いでいられたものではない。
早々に切り上げ、一体、何の為に、車を飛ばして来たのかとゴチたが、後の祭りだった。
白浜は、大阪からはJR特急で2時間半…つまり日帰り圏内である事に気づいた。
白浜の海は美しいだけではなく、くらげがいないのである。
白浜はホノルルと姉妹都市を締結している。
つまり、白浜とワイキキ、「美しい海」つながりなのである。
ハワイに47回も行っていた私は、白浜の海の美しさにすぐに気が付いた。
海水浴客には目もくれず、もっぱら右側の岩場でシュノーケルに興じた。
最後に太平洋に面した岬の湯に浸かる。
近辺のゴルフ場でゴルフをする。
このころの私の夏の日課だった。
8月19日、今年3度目の白浜から帰るJRの車内で、窓外の景色を見ていて驚いた。
風力発電の風車が林立していたからである。
景色が台無しなのは言うまでもない。
私はスマホを調べた。
これだけの事を…これこそ先祖に対する犯罪そのものだろう…為して、一体、どれだけの発電量だというのか。
もちろん、私は、原発とは比べることもできないはずだと思ってはいたが、正確な数字を確認した。
スマホは言うまでもないパソコンなのだから。
すぐに答えが出てきた。
2016年3月末現在における和歌山県の風力発電設備は実質66基、その総出力は、たった95,160kwなのである。
原発というのは、一基で1,000,000kwの出力なのである。
しかも原発は至極当然に24時間連続運転だから、先の出力に24時間を掛けたのが、原発の発電量なのである。
風力発電などとは、実は比較も出来ない。
ところが、朝日新聞などは、この事を決して伝えないから、日本国民の大半は、この厳然たる、単純な事実を全く知らないのである。
そうして、景観破壊だけではなく、低周波騒音などをもたらしながら、県や国家が必要としている発電量はとても賄えない、風力発電などに切り替えようなどと、ほとんど国に対する犯罪者に等しい事を言い続けている。
南京大虐殺報道であれ、従軍慰安婦報道であれ、自分たちの歪んだ思想で、日本国と日本人を貶めるためなら、国家に30兆円、5兆円などという巨額の損失を与えて平然としている、それが朝日新聞の論説委員たちだと言う事に、日本国民全員は、もう、気づかなければならないのだ。
東北地方太平洋沖地震の時、東北電力の女川原発は、地域住民の避難場所となったのである。
今回の熊本大地震の際にも、あらゆる建築物の中で、最も安全で、全くびくともしなかったのは、川内原発だけだったのである。
もはや中国や韓国に操縦されているのだとしか言いようがないほどの愚か者たちである原発反対の声を正しいと、何度も既述した、国賊にふさわしい3人が創り、朝日新聞社の歪んだ異常な思想の持ち主たちである論説委員が書き続けている社説や論説を正しいと思い込まされたのか、自ら進んで思い込んでいるのかは知らないが、
このような愚かで異常な者たちに、
この国を、立派に、見事に、美しい国として残し続けてきてくれた先祖の営みを台無しにさせてはいけないのである。
近畿圏では奈良県と並んで、その自然の美しさ、山が美しいからこその和歌山県であることにすら気が付かない精神が、あの醜悪な風車を、山なみに連ねて平然としているのである。
あれだけの景観破壊を行っていながら、その総発電量たるや、馬鹿にするな、というレベルなのである。
朝日新聞と、これに同調して来た、いわゆる文化人たち、その筆頭の一人に、吉永小百合がいることを、私は日本で初めて厳しく批判した人間である。
それはそうだろう。
彼女は自分の美貌は保ち、周囲から美しいと誉めそやされて大金を稼ぎながら、有史以来、日本国と日本国民が保ち続けてきた山なみの美しさを、原発反対などという幼稚園よりも愚かな頭脳と似非モラリズムを振り回して、日本の美を、破壊し続けているのである。
和歌山には醜悪な風車だけではなく、山肌に、大した足しにも成りはしないのに、畑の一角を太陽光発電パネルで覆った風景が現れるのである。
その醜悪さも、言うまでもない。
一体、日本の国土と風景を、こんな醜悪な形にして、平然としていられる人間たちとは、どういう神経をした人間たちなのか。

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