中国当局が送り込む年間千人以上――香港・台湾に迫る静かな侵食

中国当局が香港や台湾に年間千人から二千人を送り込んでいるという証言は、中国の対外人権侵害と支配拡大の現実を示している。日本人拘束の増加、恣意的な法執行、外国人全体への監視強化という実態を通じ、中国の脅威が新たな段階に入ったことを浮き彫りにする。
中国当局から年間千人から二千人が送りこまれているという。
2017-08-05
以下は前章の続きである。
矢板
今は香港、台湾はすごいんです。
中国当局から年間千人から二千人が送りこまれているという。
やっぱり怖いですよね。
ああいうヤクザ政権ですから。
台湾も最近危なくなってきています。
それだけ中国の脅威が大きくなっているということでしょう。
日本ではそういう声は聞いたことがないですね。
福島
さすがに日本ではまだです。
でも、最近、日本人が中国でたくさん捕まっていますね。
目下十二人がスパイ容疑で中国当局によって拘束中です。
起訴されている人もいる。
でも、それだけでなくて、十都県輸入規制措置違反や、脱税などを理由に拘束されている人も増えているようです。
脱税は犯罪ですが、中国の場合、税金をきちんと払う方が馬鹿にされていた。
かつては産経新聞以外の記者のほとんどがやってましたよね。
矢板
中国では全員、当たり前のようにやっている(笑)。
中国で真面目に税金を払っていたらやっていけないから。
福島
日系企業の多くは日本と中国に振り込む給料を分けて、中国にはちょっと振り込んで、それで税金申告をしていた。
中国の法律では、中国に関わることで得られた収入は全て税金の対象。
調べたらすぐ受給金額がわかることですが、当局はみんなやっていることだと見逃していた。
時々捕まえたい人がいるとそれを持ち出して軽く脅す。
でもそれは、水面下で済んでいたのが、今はいきなり捕まえられて拘束される。
普通は罰金や追加の税金の支払いでご赦免だったものが、長期拘束され、いつの間にか別の罪状で起訴されるみたいなことになっている。
脱税もそうだし、買春も、これまで微罪で見逃されていたものが、長期拘束の理由にされるようになってきた。
日本人だけが対象でなく、全体に中国は外国人全般への監視、管理を強化してきています。
この稿続く。

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