似非モラリズムの悪辣さが露呈した瞬間— 築地市場問題と「猛毒ヒ素」騒動の正体 —

築地市場移転問題をめぐる報道と会見を通じ、
共産党と朝日新聞に共通する「似非モラリズム」の手法を告発する論考。
科学的事実を伏せ、感情に訴える言葉で世論を扇動する構図を、
ヒ素に関する実体験を交えて明らかにする。

2016-09-29
似非モラリズムは極めて悪辣でもある事を実証していた場面がニュースとして放映された。
今テレビのワイドショー番組の格好の話題と化している築地市場の移転問題。
地下に配管設備等の空間が必要な観点が、それらの建物の下に盛土をせずにコンクリートの箱とした方が良いし効率的でもあるとした発想を、おかしいと思うほうがおかしいのである。
この時とばかりに、共産党の女性議員が記者会見をしていたのである。
曰く、「猛毒のヒ素云々」。
私は似非モラリズムの悪だけではなく、共産党というのは、なんと悪質なのだろうかと思いながら、このニュースを観ていた。
約10年前、私はヒ素について、知らされた事があったからである。
ヒ素は自然界に存在しているのみならず、私を含めた日本人が大好きで頻繁に食べている海藻類にも含まれている事を知った。
土の中にもヒ素が存在している事も。
再開発され地下鉄が通り、その駅の真上に立派なビルが建った。
一帯には、大手不動産の大きな分譲マンション群も建った。
駅の真上のビルの所有者が売却しなければならない事情が生じた。
大手の仲介業者から私の処に購入を勧める話が入った。
私は即座に決定した。
購入資金の融資も決定した。
ところが突然、ヒ素云々の話で、話が壊れた。
再開発時の造成作業の時に搬入された土の中に微量のヒ素が含まれていたという事で。
勿論、大きな分譲マンションの居住者たちやオフィスワーカーたちの誰一人として健康被害に遭った者はいなかった。
この何事かためにするための様な出来事の中で、私はヒ素の事を知ったのである。
言わば、ヒ素は猛毒という固定観念のために、大きなビジネス機会を失ったとも言える。
共産党の女性議員の似非モラリズムが悪質なのは、
そういう単純な事実、
だけれども私も10年前にビジネス上の関係で知った様に、大半の人は、この単純な事実を知らない。
知っている事はヒ素=猛毒という偏った認識。
それを伝えずに、ヒ素=猛毒という偏った認識、
つまり感情に訴えかけるやり方に在る。
自然界に普通の状態として存在しているヒ素、
おまけに環境基準以下の数値でしか検出されていなかったにも関わらず、
「猛毒のヒ素が云々」と言い、東京都の役人たちは極悪人であるかの如くに攻撃するのである。
この共産党の女性議員は赤旗だけを購読しているわけではなく、朝日新聞も購読しているはずだ。
事実は伝えず、自分たちの歪んだ思想の実現のためなら、
どんな嘘でも公然と声高に主張して世論を形成しようとするやりかたが全く一緒だからである。

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