その「バランス」について、ケンブリッジ大学歴史学博士のエマニュエル・トッドは、

核兵器の偏在が国際秩序を不安定化させるという視点から、エマニュエル・トッドが東アジアの安全保障と日本の核保有の可能性について語った対談を通じ、日本人自身が選択すべき現実を提示する。

その「バランス」について、ケンブリッジ大学歴史学博士のエマニュエル・トッド(フランス人)は、
2016-10-31
以下は「日本の“無責任な丸腰スタイル”は東アジアのバランスを崩している。」で終えた章の続きである。
その「バランス」について、ケンブリッジ大学歴史学博士のエマニュエル・トッド(フランス人)は、朝日新聞論説主幹の若宮啓文(「いっそのこと竹島を韓国に譲ってしまったら」の発言で有名な左翼)との対談の中でこのようなことを述べている。
トッド
核兵器は偏在こそが怖い。広島、長崎の悲劇は米国だけが核を持っていたからで、米ソ冷戦期には使われなかった。インドとパキスタンは双方が核を持った時に和平のテーブルについた。中東が不安定なのはイスラエルだけに核があるからで、東アジアも中国だけでは安定しない。日本も持てばいい。
若宮
日本が、ですか。
トッド
イランも日本も脅威に見舞われている地域の大国であり、核武装していない点でも同じだ。一定の条件の下で日本やイランが核を持てば世界はより安定する。
若宮
極めて刺激的な意見ですね。広島の原爆ドームを世界遺産にしたのは核廃絶への願いからです。核の拒絶は国民的なアイデンティティーで、日本に核武装の選択肢はありません。
トッド
私も日本ではまず広島を訪れた。国民感情はわかるが、世界の現実も直視すべきです。北朝鮮より大きな構造的難題は米国と中国という二つの不安定な巨大システム。著書「帝国以後」でも説明したが、米国は巨額の財政赤字を抱えて衰退しつつあるため、軍事力ですぐ戦争に訴えがちだ。それが日本の唯一の同盟国なのです。
若宮
確かにイラク戦争は米国の問題を露呈しました。
トッド
一方の中国は賃金の頭打ちや種々の社会的格差といった緊張を抱え、「反日」ナショナリズムで国民の不満を外に向ける。そんな国が日本の貿易パートナーなのですよ。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20061228
世界各国、いろいろな意見がある。
どんな道を選ぶにせよ、それは「日本人自身」が選ばなければならない。
この稿続く。
私は、日本国民すべてが読まなければならない、この本物の論文を書いているのが誰かは、ほぼ確信しているが、その事などについては後述するとして、次章では、彼が引用したサイトからエマニュエル・トッドの対談をもっと、ご紹介する。

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