通州事件を世界に記録するという一歩
通州事件やチベット侵略、慰安婦問題に関する史料をユネスコの「世界の記憶」に申請するという動きは、日本が歴史の事実を国際社会に提示する重要な一歩であり、日本人が一致して支援すべき取り組みである。
これは大きな一歩であり、日本人が一丸となって支援すべき活動であろう。
2016-11-06
以下は前章の続きである。文中強調は私。
また中国のメディアは日本が、200人以上の日本人が中国人に惨殺された通州事件を申請して反撃に出たと報じた。
「新しい歴史教科書をつくる会」が5月に「通州事件・チベット侵略」と「慰安婦と日本軍規律に関する文書」資料を、ユネスコ記憶遺産に登録申請したと発表した。これは大きな一歩であり、日本人が一丸となって支援すべき活動であろう。
注「世界の記憶(記憶遺産)」の英語の原文は「memory of the world」である。日本ユネスコ国内委員会はこれを「記憶遺産」と訳してきたが、「遺産」に当たる言葉は原文にはない上に、条約に基づく「自然遺産」「文化遺産」と同様に扱うのは妥当ではないという判断から、最近は「世界の記憶」という直訳調に訳語を変えた。
ただ、従来の「記憶遺産」になじんでしまっていることと、「世界の記憶」だけでは文章構成上つながりが悪いことなどから、今後も「記憶遺産」という言葉は使われていくと推測される。
この稿続く。