メディアの印象操作に反転攻勢できるか— 大学教授と毎日新聞が示した危うい言論 —
一部メディアによる印象操作が安倍政権のイメージを毀損している。政策批判ではなく感情誘導が繰り返され、大学教授の発言と毎日新聞の記事がその象徴となった。本稿は、印象操作の実態と、それに対する首相の反転攻勢の必要性を論じる。
私と同様に、こんな大学教授が存在している事を知って呆れた人は多いはずである。
2017-08-10
以下は先日発売された月刊誌正論の巻頭に続く論文集からである。
メディアの印象操作に反転攻勢できるか
一部メディアによる安倍晋三内閣打倒への動きが着実に効果を上げている。
中略。
しかし、今回は違う。政策の中身ではなく、「印象操作」によって政権や首相自身のイメージが大きく損なわれている。
中略。
内閣不支持の理由は「首相を信頼できない」が第一となっている。
中略
一つひとつは大した問題ではないが、これらが連日報道され、「怪しい」「お友だち優遇」「逃げた」との印象が積み重なれば、ボディー・ブローのように効いてくる。
ここには政策批判では安倍内閣を弱体化させることができないと判ったメディアが印象操作で政権や首相にダメージを与えようとの意図があったように見える。
それは首相が5月3日に憲法改正の具体的構想を発表してから本気度を高めたようにも思える。
憲法改正阻止への強い意志だ。
毎日新聞7月10日付東京夕刊「特集ワイド」は都議選の最終日、東京・秋葉原で安倍首相が一部の人たちから「帰れ」「辞めろ」コールを浴び、「こんな人たちに皆さん、私たちは負けるわけにはいかない」と発言したことを問題視している。
負ける選挙の応援に首相がなぜ行ったのかと思うが、挑発に乗って切り返した言葉だった。
作家で法政大教授の中沢けい氏は「首相の秋葉原演説の主語は『私』じゃなくて『私たち』でした。自分の周りと、安倍政権に異議を唱える人を分断しているのがよく分かります。社会に亀裂を生み出し、それを使って権力を伸長させていく。下手な言論統制より怖い手法です。憎悪をあおてって社会に分断をもたらそうとするヘイトスピーチと同じです」とコメントしている。
*私と同様に、こんな大学教授が存在している事を知って呆れた人は多いはずである。同時に、毎日新聞がこういう記事を掲載し続けている事にも呆れかえった人は多いはずである。*
首相の言う「私たち」とは自民党のことで、ここにヘイトスピーチと同じ排外主義を読み取るのは無理がある。
何よりこの特集は「安倍やめろ」と叫んだのは極左暴力集団・中核派のメンバー・含む動員された左翼活動家たちであることを隠している。
その上で、首相が政権に判的な一般の有権者まで「私たち」とは別だとして排除しようとしている一方、「私たち」や「お友だち」を優遇している、との印象を与えるものとなっている。
他の新聞もテレビのワイドショーも同の印象を伝え、安倍首相は身勝手な「信頼できない政治家」とのイメージが確立しつつある。
首相の反転攻勢が求められる。
八木秀次