レーニン革命の必然— トルストイを読めば共産主義が成立した理由は自明である —

ロシアで共産主義革命が成立した理由は、トルストイを真に読んだ者には明白である。
共産主義革命は、農奴制や極端な貧困が現実として存在する社会でのみ成就する。
尾崎秀美をはじめ、大正から昭和にかけて多くの日本の知識人が共産主義に傾斜した背景を、文学・歴史・文明論の視点から解き明かす。

レーニンがロシアで共産主義革命を起こせたのは、トルストイを本当に読んでいた人間なら誰にでも分かる
2016-12-18
尾崎秀美は共産主義にそまった人間だったから、工作する労力もわずかなものだったろうが。

大正から昭和にかけて多くのインテリが共産主義に染まったのは当然なのである。
高校生時分の私が、何故か、芥川龍之介を耽読していた事は既述のとおり。
芥川の自殺の一因の中に、1917年にレーニンが共産党政権を打ち立てた事に、ナイーブな知識人として過剰に反応したということもあると私は考えてもきた。

私はどうか。
私は中学生時分に、今に至るも世界最高の小説である「アンナ・カレーニナ」を読了し、「戦争と平和」を、「カラマーゾフの兄弟」を読了していた人間だから、共産主義に染まる事はまったくなかった。
それにドイツには本能的な感覚が全く向かず、イタリアやフランスに本能的な感覚が向いていたからでもある。
ドイツ人は日本人の、言わばダメな部分と重なっている、そんな感覚を持っていたからである。
だから私は、イタリア、パリには8回も行ったのに、ドイツには1回も行かなかった。
今も行きたいとは思わない。
中国や韓国に行きたいと思わない理由と殆ど変わらない感覚でもある。

レーニンがロシアで共産主義革命を起こせたのは、トルストイを本当に読んでいた人間なら誰にでも分かるはずなのだ。
当時のロシアには農奴がいたのである。
それは悲惨なものだった。
日本が併合するまで世界最貧国の一つだった朝鮮半島が両班に蹂躙されていた国家だった事を知って世界に知らせた私が、最初の人間であることは、慧眼の士の読者は皆知っているとおり。
両班が使用人たちを生涯、自分の従属物と考えていた事。
そこで生まれた女性は両班の私有物扱いだった事。
つまり朝鮮半島は世界最悪の女性差別、女性蔑視の伝統を持った国である事。
今もそれは本質的には変わっていない事も。
こうして世界に伝えた最初の人間である。

だから共産主義革命が成就した。
共産主義革命は極貧の国、或いは極貧が存在している国でしか成就しないのである。

そもそも、その程度の哲学で成り立っていたのだといっても全く過言ではないだろう。
マルクス主義。
私が本能的にも読むわけがない。
私が、感覚的に本質的に、ドイツに行かない、ドイツ人に親近感を持っていなかったことが正解だった事は、彼らが、南ドイツ新聞の戯けた記者に操縦され、国民の約半分が反日思想を持っているという世論調査結果の新聞報道にも明らかだったのである。

この稿続く。

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