全体主義と戦う覚悟—韓国政治と自由民主主義の岐路。

韓国政治の動向と極左勢力の影響、メディア環境や選挙構造の変化を分析し、自由民主主義体制の将来について論じる論考。
軍事・政治体制の安定性や国民世論の行方が、朝鮮半島と東アジアの安全保障に与える影響を指摘する。
本稿はSAPIO掲載論文の一節を紹介し、体制変動と民主主義の行方を考察する。

卑怯な平和は奴隷への道であり、全体主義独裁体制に勝つためには血を流す覚悟が必要だ。
2018-01-06。
以下は前章の続きである。
極左勢力は労組を通じて在来の大手メデイアは掌握したが、インターネットなどのニューメデイアは抑えきれず、右派が真実を内外に伝えられる。
左翼政権の基盤も脆弱だ。
文在寅が立候補した12年と17年の大統領選を比べると、有権者の投票数は200万票増えたが、文在寅が獲得した票数は逆に130万票減った。
韓国国民の4割程度は右でも左でもない浮動層であり、この層を取り込めば勝機はある。
そして、軍事力を伴う巨大な現状変更、軍の蜂起だ。
韓国の憲法5条2項は、「国軍は国家の安全保障と国土防衛の神聖な義務を遂行することを使命とし、その政治的中立性は遵守される」と定める。
国家安保と国土防衛のためなら、軍には蹶起する義務と権利がある。
沈在哲が指摘した通り、国体変更をめざす極左勢力の行動は内乱罪に十分相当し、彼らの野望が叶う前に民衆政権を打倒せねばならない。
文在寅は、文明社会の敵である金正恩とひとつの心臓を共有している。
中国共産党に味方する「文在寅革命政権」は自由民主体制の敵と見做すしかない。
私は韓国陸士を出て、共産主義との熱戦と冷戦を戦った。
卑怯な平和は奴隷への道であり、全体主義独裁体制に勝つためには血を流す覚悟が必要だ。
韓国にまだ、骨のある将軍が残っていることを期待したい。

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