欧州が再認識する日本の政治的重要性—自由で開かれたインド・太平洋と新時代の日英協力—

欧州はロシアのみならず中国にも警戒を強め、日本の政治的重要性を再評価し始めている。
安倍政権が提唱した「自由で開かれたインド・太平洋」構想のもと、日本は米国・豪州・インドと海洋協力を強化し、自由主義世界秩序の維持における責任を拡大しつつある。
ブレグジット後の英国を含め、欧米諸国との安全保障協力の新展開を論じる。

欧州はロシアだけでなく、最近は中国にも警戒的になり、日本の政治的重要性を再認識し始めています。
2018-01-10。
以下は前章の続きである。

この点で安倍政権は、中国の海洋進出をにらんで「自由で開かれたインド・太平洋」という概念を打ち出し、米国、豪州、インドとの海上協力を進めようとしている。

欧米と並ぶ自由主義諸国のリーダーとして、自由世界秩序の維持と発展に、これまでよりさらに責任を果たしていく。
その姿勢を明確にするものだと思う。

いずれにしろ日本は、今後も欧米との協力を軸に、世界に向き合っていかねばならない。

欧米諸国の方も、内部のごたごたはあっても、自由主義の世界秩序のため、日本との協力に積極的になっているようです。

米国のアジア太平洋重視、日米同盟重視はトランプ大統領になっても変わらないし、欧州はロシアだけでなく、最近は中国にも警戒的になり、日本の政治的重要性を再認識し始めています。

イギリスなどはEU離脱で、世界のなかのイギリス(グローバル・ブリテン)をこれまでより強く意識しているのか、遠く離れた日本との安全保障協力に積極的になり、新しい時代の日英同盟をめざすかのような姿勢になっています。

もし明治の先人たちがこの状況を見たら感慨深いでしょうね。

この稿続く。

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