クマラスワミ報告への怒りと、セイロン紅茶を拒む理由—高山正之が告発する国連人権報告の虚構—
本稿は、2015年10月22日に発信した章をもとに、高山正之の著作から、スリランカ出身のラディカ・クマラスワミ氏による国連人権委員会報告を厳しく批判する一節を紹介する内容である。
筆者は、その報告書が朝日新聞報道、吉田清治証言、ジョージ・ヒックス著作などを寄せ集めただけで、事実の裏付けを欠いた虚構であったとする高山の指摘を重く受け止めている。
さらに、ミクロネシアでの日本軍による慰安婦虐殺という虚偽まで真実として扱ったことを挙げ、国際機関が真実を糺すべき場面で最悪の仕事が行われたと断じる。
その結果として、高山がスリランカにも行かず、セイロン紅茶も飲まないと述べるくだりを通じ、個人の国への印象がいかに形成されるかを鮮烈に描き出した章である。
2019-04-22
だからスリランカは行きたくもない。
セイロン紅茶も飲まない。
鹿児島産の紅茶が英国で最高の栄誉を受けた。
それで十分だ。
2015/10/22に発信した章からである。
以下は極めつけの硬骨漢であり、真のジャーナリストである高山正之が、2015年2月28日に第一刷、2015年6月5日に第五刷している著作からである。
「朝日新聞にはもう騙されない」と題した範疇に在るのだが、ここでも彼は、真のジャーナリストであり、真の硬骨漢であることを、いかんなく証明している。
題字以外の黒字強調は私。
セイロン紅茶を飲まないワケ
その国の印象は、ごく個人的な思いで決まるものだ。
例えばブラジルが大好きになった人の心を覗くと、付き合ったエスコーラ・デ・サンバ、サンバ学校、の踊り子の思い出が核にあって、それを出会ったイパネマの明るい海岸景色が縁取っている。
道に迷ってパトカーに送ってもらったら、警官にタクシー代の三倍も強請られたけれど、それも御愛嬌で許せてしまう。
でもスリランカは嫌いだ。
理由はクマラスワミ。
この女は国連人権委の肩書で日本、韓国を調査して、1996年1月に報告書を出した。
中身は朝日新聞の記事と吉田清治の与太話、反日豪州人ジョージ・ヒックスの『性の奴隷』をつなぎ合わせただけ。
事実の一片もなかった。
彼女はミクロネシアで日本軍が慰安婦70人を虐殺したという朝鮮人の創作話も真実として扱う。
唯一、国際機関が真実を糺せる場面で、この女は最悪の仕事をした。
だからスリランカは行きたくもない。
セイロン紅茶も飲まない。
鹿児島産の紅茶が英国で最高の栄誉を受けた。
それで十分だ。