紀平梨花と日本フィギュア界への提言—天賦の才能をどう守り、どう完成へ導くか

紀平梨花の演技と身体能力の特質、トリプルアクセル成功時の共通点、そして指導法や振付の在り方について論じた一篇。
日本フィギュア界が世界的才能をどう生かし、いかなる体制で北京五輪へ導くべきかを、強い危機感と期待を込めて訴えている。

2019-04-12
紫式部、清少納言に代表されるように。
世界で、女性が最も大切にされてきた国である日本の真髄として、華として。
神様が日本と世界に贈ってくれた最高のgiftに応える。

日記。

何故なら、彼らは人類史上最悪の反日教育という名の極端な思想の中で育って来ているのだから。
と題して2019-03-25に発信した章である。

紀平梨花が世界に衝撃を与えた理由が全く分かっていないのである。
と題して2019-03-23に発信した章が、公式ハッシュタグランキング:浅田真央8位にランクインしている。

フィギュアスケートでは、リンクを支配した者がチャンピオンになるのである。
荒川がトリノで金メダルを取ったのも、あの時、リンクを支配していたのは彼女だったからである。
長野でタラ・リピンスキーが、当時、リンクを支配することにかけては世界一だったミシェル・クワンを破って金メダルを取ったのも、あの時、彼女が最初から最後まで弾け続け、明らかに上回るスピードに乗った演技でリンクを支配していたからである。

紀平梨花のコーチ陣は、これまでのフィギュアスケート選手の中でも最高級の運動神経と、抜群に均整の取れた美しい体を持つ彼女の特質に、もっと深く気づくべきなのである。
アスリートとしての美しさは史上最高級である。
だからこそ彼女には、常にリンクを支配させる指導を行うべきなのである。

紀平梨花が史上最高級のフィギュアスケート選手であることを知り、ただのスパルタなどはもってのほかである。
練習中から、成功したジャンプと失敗したジャンプをスマホで撮影し、それを見せながら練習すること。
これは、スマホを重要な道具として練習を積み重ねてきた他競技の一流選手たちにも通じる考え方である。

紀平には何があるのか。

ある時、私は新大阪駅のコンコースで、目と鼻の先で交錯するように安藤美姫と遭遇したことがある。
テレビで演技を観ていただけの彼女からは想像できなかったオーラを感じた。
子供を産み、母親になった故の強さが現れていた面もあるだろう。
ただ、彼女の眼力はただものではなかった。

彼女が、シニアに登場して国際大会で連戦連勝する紀平梨花を評したコメントは、私と全く同じものだった。
「彼女は何もかもがフィギュアをやるために生まれて来た。その体型と言い、運動神経と言い。」
安藤美姫は、自分の体形の特質も知った上で、紀平の身体が競技者として極めて理想的であることを見抜いていたのだろう。
だから紀平が絶対女王になり得ることを、彼女は見抜いていたのである。

それは、カナダでのグランプリ大会を見たパトリック・チャンのコメントにも現れていた。
彼女の演技は最高に美しい。
その虜になった、と。

閑話休題。

紀平がトリプルアクセルを失敗する時には、同じパターンがある。
紀平のトリプルアクセルが成功する時には一定の特徴がある。
トリプルアクセルに入るまでの時間が、他の数名のトリプルアクセルジャンパーに比べて短いのである。
つまり、余分なことを考えず、演技の流れの中で自然に流れるように踏み切って飛ぶ。

失敗する時には、特に一定のパターンがある。
踏切に入るまでの時間が長くなる。
つまり、演技の流れに問題があるのである。
トリプルアクセルに入るまでに、少し余分な間があった時に、かなり高い確率で失敗する。
体の沈み込みが深くなり、踏み切る左足の角度が深くなる。
これは浅田真央が失敗する時とよく似ている。
トリプルアクセルを跳ぶためだけの余分な間があると、どれほどの天才でも力みが生じるのである。

だから紀平がショートでトリプルアクセルを成功させるためには、二つの方法があると思う。
トリプルアクセル単体ではなく、+トリプルの2連続、あるいは+トリプルの3連続にすること。
トリプルアクセルだけを切り出した特別な瞬間にせず、演技全体の流れの中で自然に入れていくこと。
そうすれば、必要以上に意識した余分な間は生じず、不要な力みも生まれない。
紀平は、最高のばねのある体を授かった天賦の選手なのだから、跳ぶ前に力む必要は全くないのである。

今のようなショートでは何度もミスするだろう。
完成度が低くなるのである。
曲の開始からトリプルアクセルまで妙な間を作らないこと。
アクセル単体にしないで2連続、3連続にすること。
それが紀平を北京五輪まで圧倒的な絶対女王にするための必要条件である。

軽量な体を生かして4回転を跳ぶ選手がいたとしても、紀平のトリプルアクセルの美しさには別種の価値がある。
紀平のトリプルアクセルの美しさに匹敵する存在は極めて少ない。
それほどに紀平は特別な選手なのである。

知らないのは、あの振付師のディクソンだけなのだ。
彼は本当に無能の極みだと思う。
トリプルアクセルに入る前の紀平に、執拗に作り笑いを要求し、紀平なら絶対に出来るなどと軽く言っているのだから。
作り笑いなど、紀平でなくともどんな二流三流でも出来る。
あの男は何にも分かっていないのである。
紀平梨花が世界に衝撃を与えた理由が全く分かっていないのである。
彼は紀平梨花をコーチするに値しない。
彼がコーチして来たのは、大体が二流・三流の選手たちのはずだ。

スケート連盟は日本と世界のために、フィギュアスケートを愛している全てのファンが紀平に抱いている期待に応えるためにも、あのコーチは外すべきである。
世界は、ついに現れた世界最高級の美しさ、その完璧さを観たいのである。
作り笑いなどという二流三流の技など、誰も観たくないのである。
演技の流れを遮断し、失敗に至る不要な間を作っているのがディクソンの指導である。
この男の自己満足の愚かな指導で、世界が待ち望んでいた最高の逸材を損ねる愚だけは絶対に避けなければならないのである。

多分、ディクソンは日本の文明・文化が何たるかも全く分かっていないはずである。
彼女が史上最高級の逸材であることを心底知り、同時に紀平が体現しているのは日本文化の深さと美しさであることを知り、その美しさを体現している彼女に最高の敬意を持つコーチを探すべきである。
彼女が現役でいる間中、世界の圧倒的な絶対女王として、毎年、世界中のスポーツ愛好家を魅了し続ける。
そんなコーチを選択することが、日本フィギュアスケート連盟に課せられた喫緊の課題である。

トリプルアクセルを含むジャンプに至るまでに不要な間がない。
紀平の魅力にマッチした選曲。
リンクを支配し続ける、流れて行く演技構成。
世界中の全ての観客を魅了する最高の演技。
それが毎年達成できる。
世界中のファンに最高の時間を届けることが出来る振付師、演技構成担当を選定し、世界の期待と夢に応えなければならない。

日本フィギュアスケート連盟の人間たちは、それを達成することが神様からのgiftに応える責任と義務であることを認識しなければならないのである。
日本が、「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後170年、世界をリードして行かなければならない国であること。
はるか昔から、紫式部、清少納言に代表されるように、世界で女性が最も大切にされて来た国である日本の真髄として、華として。
神様が日本と世界に贈ってくれた最高のgiftに応える。
それが彼らの義務である。

彼女がトリプルアクセルを成功する時は、本当に何気なく軽々と跳んでいる。
だから余計に素晴らしいし、圧倒的な美しさで世界中のフィギュアスケートファンを魅了したのである。

紀平が二度と失敗しないためには。
来る北京五輪で金メダルを取るのは紀平梨花である。
何故なら、彼女は天賦の才能に恵まれただけではなく、それが自分の使命であることを完璧に理解しているからである。
高校も通信制の高校にした。
つまり世俗的なことの一切から離れて、フィギュアスケートの絶対女王としての道を歩むことが自分の人生だと心得ている、絶対的な強さ。
凡庸な人間には絶対に分からない真一文字の強さ。
全てのスポーツにおける超一流の選手たちに共通する精神があるからなのである。

紀平の振付け担当のコーチは、例えば、あの「私もあなたのファンなんです、サインを下さい」と言って来た有名コーチにしたらどうか。
何故なら、彼は紀平の演技の素晴らしさ、得も言われぬ美しさの所以を知っているはずだからである。
彼は日本の文化・文明に対しても敬意を抱いているはずである。
決して、トリプルアクセルを跳ぶ前、ショートの演技の始まりに、執拗に作り笑いを要求するような馬鹿な指導はしないはずだからである。
その反対に、全てを自然に流れるように、一切力まず、神様からの贈り物である完璧な美しさの中で滑る。
そのことだけを考え、紀平の素晴らしさがリンクを支配する。
そのことだけを考えて指導するはずだからである。

彼女のファンであると明言した彼は、フィギュアスケート界で生きて来た人間である。
彼女にリンクを支配させることは、彼がフィギュアスケートに感じて来た魅力、抱いて来た夢の完成に他ならないからである。

日本フィギュアスケート連盟よ。
戦後70年の無駄な時間。
フィギュアスケートの世界においてすら、外部からの不当な圧力を、君たちは愚かにも許し続けて来たのだから。
米国と並んで後170年世界をリードして行かなければならない真の大国である日本国民として、今後はフィギュアスケートの世界をリードして行かなければならない責任が、君たちにはあるのである。
そのことが、最も手っ取り早く、世界の平和と安定に至る道であるとも心得よ。

もう周辺国に軽んじられ続けるような愚かな真似は、二度としてはいけないのである。
浅田真央の悲劇を繰り返すようなことがあったならば、君たちを待っているのは厳しい歴史の審判だけだと知るべきなのである。
国際大会では、周囲の動きに対する警戒を怠ってはならない。
一瞬たりとも油断してはならない。
何故なら、国際競技の舞台では、競技外の緊張関係が予想外の形で選手に影響することがあるからである。

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