唐招提寺・鑑真廟の苔庭に見た、絨毯のような緑と木漏れ日の美
2021年4月30日に薬師寺と唐招提寺を訪れた際、唐招提寺・鑑真廟の苔庭の美しさに深く感動し、5月4日に再訪して心ゆくまで撮影した映像作品。
2021年4月30日、私は薬師寺と唐招提寺を訪れた。
その時、唐招提寺の鑑真廟の苔庭が美しかった事に、私は本当に感動した。
絨毯のように美しい苔が広がっていたからである。
その感動が忘れられず、私は5月4日に唐招提寺を再訪した。
目的は、鑑真廟の苔の庭を心ゆくまで撮影することだった。
この映像作品の殆どは、鑑真廟の苔庭である。
日が降り注ぎ、苔の上に明暗が生まれていた。
その明暗もまた、実に良かった。
緑はただ緑であるだけではなかった。
木漏れ日を受けて、苔の絨毯が静かに息づいているように見えた。
唐招提寺は、奈良の古寺の中でも、特別な静けさを持つ場所である。
その中でも鑑真廟の周辺には、さらに深い時間が流れている。
鑑真和上の名を思う時、この苔庭の静謐さは、単なる美しさを超えている。
そこには、祈りのようなものがある。
音楽は、YouTubeに公開されている音源を使用した。
フォーレ:レクイエムより「イン・パラディスム」。
ドビュッシー:夢想。
ピアノ:エレーヌ・グリモー。
グリーグ:過ぎし春。
フィルハーモニア管弦楽団。
シューマン:トロイメライ。
ピアノ:牛田智久。
再び、フォーレ:レクイエムより「イン・パラディスム」。
最後に、フォーレ:シシリエンヌ。
ヴァイオリン:ジネット・ヌブー。
この日、私は、その祈りのような緑を、心ゆくまで撮影した。
映像時間は16分52秒。
苔庭に降り注ぐ光。
絨毯のように広がる緑。
静かに満ちている古寺の時間。
この映像は、2021年5月4日、唐招提寺・鑑真廟で私が見た、日本の美の記録である。