安住氏の発言が示した記者軽視と野党政治の無意味さ

2019年11月20日発信の論考。
櫻井よしこ氏の週刊新潮掲載論文の続きとして、「桜を見る会」をめぐる安住淳氏の首相会見批判を取り上げ、その発言こそ官邸記者を侮辱するものだと論じる。
深刻な国際情勢の中で、野党政治家が本来取り組むべき国家的課題を放置している現状を批判する。

2019-11-20
石巻高校をでて早稲田に入り、民主党~立憲民主党という政治屋になると、こういう思考回路になるという見本。
以下は前章の続きである。
安住氏こそ記者を侮辱。
昼の短いぶら下がりでは不十分だったとして記者クラブ側が要求し、夕方に2度目の取材となった経緯を考えれば、夕方の時間までに、否、それ以前から記者たちは調査し、質問を準備したはずだ。
だからこそ首相は、いま聞いてくれれば答えますと言っている。
首相は答えようとしていたのであり、そこには他意も悪意もない。
だが、安住氏はこのやりとりを以下のように批判した。
「大変驚きました。
(略)失礼ですけど、総理番の記者のところに、突然、準備のない記者さんに対して『私の言うことを聞け、私に質問しろ』つていう態度は(略)メディアの皆さんに対する冒涜でもあるしね」。
どのような思考回路でこんな解釈になるのか。
*石巻高校をでて早稲田に入り、民主党~立憲民主党という政治屋になると、こういう思考回路になるという見本*
氏は前後の状況を知らずに発言したのだろうか。
繰り返すが、夕方の会見は記者側がもっと問いたいとして要求したものだ。
当然、質問は準備されていた。
首相は誠実に答えこそすれ、「私の言うことを聞け」などという態度で臨んではいない。
メディアを冒涜してもいない。
安住氏の言う「準備のない記者さん」も事実ではない。
記者達はこれまた前述したが、準備していた。
安住氏こそ記者を侮辱している。
安住氏はほかにも官邸の記者について次のように語っている。
「何もそういう準備をしていない、総理番の若い記者さんのところに突然総理が降りてきて」「何にも知らない記者の前に来て」「何も基礎知識を持っていない記者さんの前に突然来られて」「余りこのことに基礎知識のない記者さんたちを前に」と、延々と繰り返したのである。
官邸詰めの記者達も随分と軽く見られたものだ。
立憲民主のたかだか一政治家にここまで見下されて口惜しくないのか。
政治の中枢を取材する記者らが憤らないとしたら、これまた、なんと誇りなきことか。
日本は本当に多くの深刻な問題を抱えている。
政治家なら、桜を見る会の在り方は見直すとして、日本の運命を左右するより大きな課題に命懸けで取り組むことだ。
その心構えも発想もない野党政治家の存在の余りの無意味さに、私は戦慄する。

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