日本に綺羅星のように出現する天才ヴァイオリニストたち|村田夏帆、Himari、中野りな、そして日本クラシック界の未来
村田夏帆とHimariを、長嶋と王、紫式部と清少納言になぞらえつつ、日本に次々と出現する天才ヴァイオリニストたちについて考える。2026年2月28日に聴いた中野りなのコルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲の歴史的名演を軸に、日本のクラシック演奏家が世界最高水準で生計を立てられる制度の必要性を論じる。
先日来、日本の、物凄いとしか言いようがない、綺羅星の様に出現する天才ヴァイオリニストたちの代表として、村田夏帆とHimariについて考えていた。
村田夏帆とHimariは長嶋と王である。
同時代に最良のライバルが存在している事の至福。
タイトルの、その理由は…の答えでもある日本の伝統で言えば、紫式部と清少納言である、と。
それから、私が新たに発見した天才ヴァイオリニストの数は、まるで洪水である。
その中で、私が実際の演奏会…2026年2月28日(土)で驚愕したのが、中野りな、コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35:指揮:鈴木雅明:日本センチュリー交響楽団だった。
この演奏会を、私は、販売開始から大分経って知ったから、入手できた席は、一番前、左側ブロックだった。
だが、その席である事も何もかも彼女は吹き飛ばしてくれた。
とにかく凄かったのである。
初めて彼女の演奏を聴いた私は驚愕した。
また一人超弩級がいた事に。
彼女については、先ず、登場した瞬間から驚いた。
何しろ目の前を歩いて登場した彼女の、信じがたい程のしなやかさに驚いた。
後日、彼女がインスタで、バレエにも本格的に取り組んでいた事を知った私は、即座に納得した。
私は、中学生時分に、陸上部の先生について陸上を本格的に始めたら100mを10秒台で走れるぞ、と言われた様な運動神経も持ち合わせていたから、彼女のしなやかさ…まるでチータか何かが通り過ぎて行った様な、全身これバネ、然して姿勢が抜群に良いのである。
素晴らしく体幹が強いのだろう事も瞬時に分かった。
演奏は、これはもう、歴史的な名演だった。
指揮者、オーケストラにとっても、歴史的名演の一夜だったのである。
だからこそ、私は、思うのだ。
主催者及び関連団体は、このような歴史的な名演は、間を空けずに、日本国民全員のみならず、世界に知らしめるべきである、と。
その公開の仕方について生じる問題を解決する方法など、瞬時に分かるはずだ。
とにかく、全クラシック関係者は、日夜、日本の各地で開催されている演奏会の中で、歴史的な名演だったものは、日本国民のみならず、世界に公開発信するべきなのである。
クラシック音楽界が直面して来た問題については、いい加減、国及び関連団体が解決して、全てのクラシック関係者が、世界最高の水準で生計を立てられる状況を作るべきなのである。
箱モノ行政の結果として、日本の至る所に、素晴らしいコンサートホールがあるのだから、今こそ、国及び地方行政が、日本に出現している、無数の優秀なクラシック演奏家…彼らは本物の職人でもある…が、世界最高の水準で生計を立てられるようにしなければならないのである。
愚劣なオールドメディアに国民の財産である公共の電波を、他の先進諸国のどこにもない超格安の料金で使用させてきた日本政府と国民。
挙句に、全ての放送局が、毎日、愚劣であるだけではなく、売国奴的な、国賊的な内容のワイドショーなるものを、愚劣なタレントや芸人たちに、楽屋で、これまた愚劣で悪質な朝日や毎日等の新聞をあてがって、彼らの自虐史観や反日思想、共産主義の小児病患者としての見解をしゃべらせる。
愚劣な、ただの瞬間芸に対して年収1億円以上が支払われている。
一方、幼児期から絶え間ない鍛錬と研鑽を積んで腕を磨いた本物の職人にして驚嘆すべき芸術家であるクラシック演奏家たちの大半は、生計を立てる事が出来ずに、皆、副業で何とかしのいでいるという現実。
戦後約80年、我が国が愚劣化して来た事の、一番の事例であると言っても良い。
今、電波芸者として軽く億を超える大金を稼ぎ、中国の毒饅頭を食ったせいのなのだろうが、悔日、媚中発言を繰り返している人物は、地方行政の長だった時分に、大阪に、4つも世界有数のオーケストラがある驚嘆と至福を認識するどころか、解体して統合しろ的な暴言を吐いた始末なのである。
この稿続く。
新日本フィル “新しい風”名曲コンサート vol.3 全編~指揮:和田一樹 ヴァイオリン:中原 梨衣紗